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『O toi la vie(邦題 おお 我が人生)』。シャンソンの名曲の中の一つです。
「いつの日か 小さくても 薫り高く素晴らしい夢を
 いつの日か 見つけたときは この両手に しっかり抱いて」
これは、金子由香里さんが歌う歌詞の中の一節です(私はフランス語の原詩は理解できませんが、訳詩家によって異なっているようです)。この詩で想うのは、夢にも「薫り」がある、と言う表現。

 日本にも古来より「香道」と呼ばれる芸道があり、日本人の生活には香り(薫り)は身近にあったようです。香木は、日本書紀によれば、推古天皇の御世(595年)に淡路島に流れ着いたらしいです。もともとは仏教と共に香木が焚かれるようになったそうです。仏様に供えるのはお花と燈明、そしてお香。お香は死者の魂を呼び戻すために焚かれた「反魂香(はんごんこう)」が起源のようです。平安時代になると宗教的な意味合いを離れ、香そのものを楽しむ「薫物合わせ(たきものあわせ)」として宮中に広まり武士の世になっても引き継がれ「香道」が確立されてきたようです。「香道」には「聞香(もんこう」と「組香」の二つがあり、その一つの「聞香」は香木の香を聞き鑑賞するものですが、「香を嗅ぐ」ではなく「香を聞く」と表現するのは興味深いです。香を通じてあらゆるものが語りかけてくるのを「聞き取る」との考えによるものだそうです。中西進氏によると「かおり」は「か」と「をる」からできていて、「か」は「気」、「をる」はお酒を醸造することで、気を醸し出されることが語源だそうです。香は鼻で聞くものですが、物事の真実を見極められることを「鼻がきく」というのもその辺りから来ているのでしょうか。香を聞くのは人にとって五感の中でも大切なことでしょう。と、日光の三猿を見ながら考えました。

 三猿。それは日光東照宮の神厩舎の周囲に彫られた16匹の猿の像の中の一つ。「見ざる、言わざる、聞かざる」として知られています。これらは、人間の一生を猿になぞらえており、三猿はその幼少期の象徴です。両手で目や耳、そして口を押えています。何でも吸収する幼少期に、悪いことは、見せない、言わせない、聞かせない、との教えを表しているそうです。大人の側に立っても、人の悪い所ばかり見ない、敢えて聞かない、そして悪口は言わない、との戒めのようです。

ところが鼻を押さえている猿がいません。それは香からの情報は塞ぐ必要がないからでしょうか。常に鼻だけはきかせて物事の善悪や真偽の香りを聞き分けるように、との教えでしょうか。

いつでも、どこでも、だれから聞き分けられても良いような香しい人でありたい。

これは、子の将来を見守る親猿。
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左側の二匹は、挫折して落ち込む猿を慰め元気づける猿。友情の大切さを現しているしそうです。
そして右側は挫折を乗り越えて行こうとする猿。
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真ん中は青年期。空を仰いでいる猿です。
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左下は、これからの人生を考え独り立ちして行こうとする猿。
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2018.06.09 丸亀点描
井上通女(イノウエ ツウジョ)の像
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井上通女は1660年に丸亀藩士の娘として生まれ、子供の頃から詩歌に才能を発揮していたそうです。21歳で江戸に出る時の道中記『東海紀行』、江戸滞在中の『江戸日記』、そしての江戸から帰る途上のの『帰家日記』が残されています。帰郷後、丸亀藩士と結婚し三男一女をもうけ、夫の死後は著述に専念し『和歌往時集』が残されています。

『和歌往時集』に収められている、夫の墓前で詠んだ一首 
「いづくにか あまがけるらん夢にだに 見ること難き魂(たま)のゆくすゑ」

丸亀は団扇の産地でもあります。その生産量は全国の凡そ9割を占めるそうです。
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お城のふもとにある観光協会では団扇作りの実演が行われています。
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城内に昭和の頃の道具や看板が展示されています。
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丸亀駅から北にある丸亀城への途中にある商店街。地方都市のご多分に漏れずシャッターが閉まったままの店も目立ちます。
地方都市へ行った時は、全国チェーンの店やコンビニではなく地元の方が営んでいるお店で買い物をします。お店にとって何の足しになるほどでもないのですが…。

和菓子のお店。名物の「福福餅」は売り切れでした。名前も良いので食べてみたかった。
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メロンパン専門店を見つけました。何故、丸亀でメロン?数日前に、FB友達のトライアスリートが川崎から京都まで自転車で帰る途中で食べたメロンパンの投稿を読んでいましたので、ふと気になって立ち寄ってみました。
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これは別のパン屋さん。
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市内で面白看板を見つけました。
これは、一目瞭然のタバコ屋さん。
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フィリピン風バーベキューのお店。フィリピン○○は知っていますが(名前を知っているだけで、入ったことはありません。念の為)
バーベキューとは? 通りがかった時は開店前でしたので中をのぞくこともできず、謎のまま。
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こちらは何のお店か全く分かりません。ビートルズの「ジョン レノン」を準えてはいるのでしょう。
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丸亀は「骨付き鳥」で売り出そうとしているのでしょうか。至る所で見かけました。でも、焼き鳥は今治が一番ですね。
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こちらは丸亀駅から西へ二駅。JR予讃線の多度津駅。
蒸気機関車が走っていた頃の名残の給水塔と給炭塔。
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そのわきにある『構内食堂』
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これに対し、JR四国最新の丸顔特急の先頭車両。
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2018.06.01 丸亀城
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全国で12か所しかない現存天守のある丸亀城。安土桃山時代の1597年に生駒氏によって標高66mの亀山に築かれた平山城。天守閣のある山頂まで4段に積上げられた石垣の高さは60m。総高では日本一です。ただ1615年の徳川幕府による一国一城令により讃岐の国は高松城を残し、丸亀城は廃城になりました。
 その後、1645年に山崎氏が幕府の許可を得て再築しました。『石の城』とも呼ばれる日本一高い石垣もこの時に積み上げられたようです。現存の天守閣が完成したのは1660年。この時の藩主は京極高和で、江戸時代が終わるまで京極家が藩主であり続けました。
 明治時以降、兵営が置かれたり櫓などが取り壊されるなどし、1950年には天守閣の解体修理が完成しました。その後も石垣の修理工事も何度か行われ現在に至っています。

玄関先御門
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ハバキ石垣またはサヤ石垣と呼ばれます。石垣が膨らんだ箇所を崩れないように外側から抑えています。丸亀城初期の山崎氏の頃に築かれたそうです。
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この石垣は「打ち込みハギ」と呼ばれる丸亀城の主な石垣の積み方です。各段が一列に配列されている(横目地が通る)積み方です。
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高石垣。20m以上の高さがあり、隅角は算木(サンギ)積みと呼ばれます。長方形の石を用い、長い面と短い面を交互に組み合わせ強度を高め美しい勾配を持った高石垣を築くことができます。
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ただの石垣、と思われるかもしれませんが、少しずつ段差を付けたり凹凸があったり狭間を設けた塀があれば実戦での防御にも大いに役立ったのだろう、と思います。
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石垣の頂には、その石垣の大きさに比べて小ぶりな天守閣が建っています。高さ15mは現存天守の中で一番小さいですが、唐風破や千鳥風破が施された美しい天守閣です。
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本丸からの眺め。天気の良い日にまた訪ねてきたいと思います。
お城の東側には讃岐富士と呼ばれる飯野山が望めます。
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金毘羅さんのある象頭山。十返舎一九は丸亀に上陸し金毘羅詣でをしたそうです。
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北側には丸亀市街を見おろし、その先には瀬戸内海が広がります。
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長く藩主の座にあった京極家の家紋は「平四ツ目」。
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顔抜きパネル愛好者の方にもお奨め。
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今治市北部にある波方地区。広島県へ向けて瀬戸内海へ三角形に突き出た小さな半島です。
ここを回るコースもランニングや自転車には快適です。

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先ずは市街地から北西へ標高244mの近見山展望台入り口の駐車場を目指します。
近見山は市内の学校の遠足の定番地でもありました。今はどうかな?
木漏れ日溢れる舗装道路(路面は余り良くありません)を上って行きます。かつては駐車場まで路線バスが走っていましたが、今は車の通行はほとんどなく、安心して走って行けます。
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山頂からは瀬戸内の海や四国の山並みが見渡せます。

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山を下りて海岸沿いを走って行きます。

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釣りを楽しんでいる地元の方も多いです。
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半島の最北端。
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この砂浜は夏に帰省した時のスイム練習場の一つです。

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この地区には「半島四国」と呼ばれる八十八か所 四国遍路八十八か所を模したもので「信仰・観光・健康」をモットーに1957年に開場され毎年4月第4金曜~日曜には多くの白装束のお遍路さんが訪れているようです。
廻るとことは寺院ではなく、こんな小さな祠です。

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トンネルを抜けると、そこは青い海だった、筈。

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波方を回る楽しみの一つはこの小さな漁港。

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漁港敷地内に「ホワイトハウス」と名付けられた「立派な」小屋があります。

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主は勿論、大統領。「瀬戸内海は私の生け簀だ。」と言い切る生粋の猟師さんです。

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この日は風が強く、沖へ出ての寮はできなかったそうです。それでも取り立ての魚、貝、蟹を焼いて食べさせてくれました。

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この蟹、甲羅の裏を見ると、オスとメスの区別が一目瞭然。写真の上の方がオス、下の方がメスです。なんとなくイメージできますよね。

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脇道に入って行ったら出会った女性。90歳だそうです。山菜取りが毎日の日課だそうです。この方に同行していた女性は80歳。息子さんは横浜港でタグボートの船長さんだとか。もしかしたら父が業務で横浜に行った時に出会ったことがあるかも。不思議なご縁でした。
四国やしまなみ海道は、風景や食べ物がクローズアップされがちですが、自転車でのんびり、またはジョギングで回ることで地元の方々との思わぬ触れ合いを楽しむことのできる地区です。

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高校の同級生が営んでいる事業。地元で活躍する同級生がいるのは、地元を離れている者にとっても大きな励みです。

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↓波方地区の地図です。
https://map.yahoo.co.jp/maps?p=%E4%BB%8A%E6%B2%BB%E5%B8%82%E6%B3%A2%E6%96%B9&lat=34.12227857&lon=132.95451111&ei=utf-8&sc=3&datum=wgs&gov=38202187&ac=38202&az=187&layer=pa&v=3


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「トン、トトン。トン、トトン。」太鼓の音に合わせて大人の肩の上に大人、その肩の上に獅子の面を被った子ども。地元の繫栄や子供の成長を願うかのように天に向かって伸びて行く獅子。

江戸時代の後期に始まったとされる愛媛県今治地方に伝わるお祭り『継獅子』は5月一ヶ月の間に市内の29の神社で行われます。今回は2か所の神社を回ってみました。

どちらも先ず、ムカデ獅子と呼ばれる一対の獅子が社の周りを舞い踊ります。先頭の人の足さばきは見事です。かなりの運動量になるのではないでしょうか。また、場所によっては高台にある社から石段を踊りながら下りて来ますが、その姿も勇壮です。

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 獅子舞が終わると男の子が主役の継獅子が始まります。流石に下で支える男性の体格はとてもがっしりしています。三段目に男の子が乗りますが、場所によっては大人三人の上の四人目として乗ったり、海上の船の上で行われたりしています。

獅子頭を被ったまま乗って行きます。

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この子は手と足の指で扇を挟み、下の大人と一緒に回ったり、体勢を変えたりと機敏な動きを見せていました。

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  それぞれの神社(地区)ごとで構成や趣向を凝らしていますので、いろいろ巡ってみると楽しいでしょう。ただ、どの神社も朝8~9時頃に始まるので、一日に数か所を回るのは難しいです。5月の連休に数日間かけて、しまなみ観光も兼ねて訪ねてきてください。

キツネが先導役。
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ひょっとこも木に登ります。
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天狗も踊ります。
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獅子も酔います。
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獅子は退治もされます。
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男の子は餅も撒きます。

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女の子も舞います。
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 今年はまだ27日に波方地区の5か所の神社で予定されています。

今治市の観光案内です。
     ↓
http://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/tsugi/


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