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 運よく第1回から連続出場できていますが、「出場」として認められるのは、いったいどの時点なのでしょう。考えられるのは、
① 参加許可をもらった時。
② 参加手続き(参加費納入含む)を終えた時。
③ 参加義務である大会前日の競技説明会に出た時。
④ 前夜祭で連続出場の紹介をしてもらった時。
⑤ レース当日、スタート前の最終受付をした時点。
⑥ スイムのスタートをした時点。
⑦ ゴールした時点。

④まで終えた後も風邪気味の体調は芳しくなく、⑤まではできるけれど⑥ができるか不
安が残ります。⑤を終えれば参加と認めてはくれそうですが、自分としてはスイムスタートしなければ何となく「出場」したという気がしません。そうかと言って無理をしても自分自身が辛いだけでなく、万一があれば周囲にも迷惑がかかります。最近、トライアスロン大会でも毎年スイムでの事故が続いていますので、その当事者になる訳にはいきません。取り敢えず、明日の朝一番で海に入って少しでも寒気やダルさを感じたらやめよう、と決め床に入りました。
 因みに、スイムスキップと言って、完走としての記録は残らないがバイクからスタートできる制度もあります。しかし、スタートするからには完走を目指したいので、最初から始めるか、最初から止めるかの何れかにしようとは思いました。

 当日、朝7時過ぎに水着だけで海に入ってみました。体調に問題はないようです。それどころか、一週間ほど全く泳いでなかった割に気持ち良く泳ぐことができましたので、スタート地点に立つことを決めました。見あげると中島らしい夏の青空が広がっています。

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 スイムは参加者389人を4つのグループに分け、申告タイムの速い順に1~3グループ、そして60歳以上の男性と女性全員が第4グループ。それぞれ2分ごとにスタートします。60歳未満だったキヨタは昨年までは第1グループで出ていましたが、今年から第4グループ。ヨーコと同時スタートとなりました。
 昨年までの第1グループでは後ろの方に並んでいましたが、このグループなら最初から抜け出して行こう、と意気込んで泳ぎ始めました。ウォーミングアップも十分。片道凡そ375mを2往復するコースですが、最初の折り返しをする前に前のグループに追い付きました。その後もペースダウンすることなく、多少蛇行しながらも快調に泳ぎ続けました。2往復目を終える手前でヨーコが横にいるのに気づきました。後で聞くとヨーコは最初から気づいていたそうです。これは1か月前の今治伯方島大会と同じ。プールでの1,500mはヨーコの方が2分以上速いのですが、ヨーコはウェットスーツでの泳ぎが苦手で海では殆どこの展開になります。最後の周回を終え浜に向かう所でヨーコが先行、共に全体の40~50位くらいでスイムを終えました。潮流の影響でしょうか、28分余りかかりましたが、予定の範囲内です。

 今回の目標タイムはバイクスタート時までに35分、バイク1時間20分、ラン55分の合計2時間50分。そこから各種目で合計5分短縮できれば60歳代では3位入賞が見えてきます。それなりの練習はできていた、はずでした。バイクに乗った時はスタートから33分、ここで2分の貯金ができました。バイクの出だしは悪くはありません。片道10㎞を2往復。1往復目を終えて、ほぼ予定通りのタイムです。

 ところが2往復目に入って直ぐに、エネルギーが切れたように体が動かなくなりました。伯方島大会の反省から、補給は朝から十分に摂っていたはずなのですが。30㎞を過ぎて気力も萎えてしまいました。後は、どこでリタイアしようか、とうことしか残されていませんでした。

 ランに移っても最初から歩いていました。ただ、中島は会場から島の中心地までの3㎞くらいは応援の人が多くて、歩くのは結構、勇気(?)がいります。ヨーコが折り返して来るまでは、と思いながら歩いていましたが、なかなか出会えず2㎞地点で引き返すことにし、審判の方にリタイアを告げました。10㎞に対し往復4㎞は歩いたことになり、制限時間だけなら完走できなくはない時間でした。歩いてもゴールすべきか、歩いてはゴールの意味がないのか、悩むところではありました。

 結果、完走はできませんでしたが、スイムスタートしたことで連続出場になったのだろう、と自分では思っています。ただ、出場だけ続けても自分自身としては満足できないところもあります。アマチュアですから引退はないとはいえ、どこかで歯止めを決めておかなければ、ただ続けるだけでは楽しくもない気がします。
 中島大会に出始めた頃は、ウェットスーツを着なければ泳げなくなったら参加を辞めようと決めていました。ところがウェットスーツが着用義務になってからは、2年続けて制限時間内に完走できなければ辞めようと決めています。
 今年は、それなりに練習はできていたので3時間をきれなかったどころか完走すらできなかったことにかなりショックを受けています。大会直前、風邪気味だったことだけが理由ではないようで、戸惑いもあります。ともあれ、来年は完走しなければなりません。34回連続出場できるように。

一人だけ完走タオルがないのは、やはり寂しいですね。

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8月10日。大会の2週間ほど前、キヨタの携帯電話へ愛媛県松山市の市外局番からの不在着信がありました。松山市には友人が何人かいますが見知らぬ番号でした。強いて心当たりがあるとすれば中島大会に関することでしょうか。しかし参加への手続きは全て終えているはずだし、まさか参加費振り込め詐欺? 取り敢えず返電したところ、大会事務局に繋がりました。さて、その電話の用件は…。

 長年続けていますと、良いこともあるのでしょう。事務局の方から「前夜祭で、ご夫婦で選手宣誓をしていただけませんか。」とのお申し出。キヨタが第1回から連続出場していることと、ヨーコが昨年まで女子総合3連覇をしていたことがご指名をいただいた理由だそうです。いえいえ、こちらこそ機会を与えていただきありがとうございます、と即答でお受けさせていただきました。とは言え、選手宣誓なんて、高校の運動会以来。また、この大会はローカルとは言え地元のテレビ局が毎年放送しています。そのカメラの前で上手にできるでしょうか。ましてトライアスロン大会での宣誓なんて生涯に一度あるかどうかの機会。これはレースより緊張しますね。二人で、「何を言おうか。」、「どう言おうか。」当日会場に着くまであれやこれや考え、練習して臨みました。

 8月26日10時10分。前夜祭の日、松山の三津浜港からフェリーに乗り中島へ向かいました。この日の天気予報は朝方まで朝、その後は曇り、翌日のレース当日は晴れでした。乗船時には既に雨は上がっていたため雨具は用意せず乗りました。ところが中島に着くとバケツをひっくり返したような雨。ただ、船の方によると雲の具合から「直ぐ止むよ。」とのことでしたので、暫し港の待合所で雨宿りしていると言葉通り20分ほどで止み、宿へ向かうことができました。

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 車検所や受付で、毎年お世話になっている大会後関係者にお会いしました。お一人は香川にお住まいでご自身も長年トライアスロンを続けておられます。実績も普段の取り組みも私たちより遥かに高い方ですが、いつか一緒のレースに出てみたいというのが、私のトライアスロンを続けるモチベーションの一つでもあります。もうお一人は松山にお住まいで協議説明会において司会役も務めてくださっています。今年の今治伯方島大会では一緒にレースに出させていただきました。お二方にはいつも頭が下がる思いです。

 受付後、中島にお住まいで、私たちを応援してくださっている方をお訪ねしました。レースの自転車コース脇にご自宅があり、2年前の大会でヨーコの走っている姿を見たのが切っ掛けで、お便りや蜜柑を送ってくださるようになりました。昨年もお尋ねしたのですが、何とその前日、病に倒れられ松山市内の病院へ搬送された後でお会いすることができませんでした。その後、退院されたとのご連絡をいただいておりましたので、今回改めてお訪ねし、漸くお会いすることができました。短い時間でしたが、今治出身のキヨタにとって は、とても興味深いお話をお伺いすることもできました(このご報告は次々回位に)。

 そこから帰る途中、キヨタの後輪がパンクしてしまいました。レース当日でなくて良かったとは思いつつ、3,4日前から風邪気味で体調も万全でない中、あまり気分の良いものではありませんでした。レース仲間に軽トラで迎えに来ていただき、パンク修理を終えると、説明会開始まで10分足らず。大急ぎで会場へ向かいました。

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 中島の説明会は手際よく簡潔明瞭、20分ほどで終了し、そのまま隣の前夜祭会場へ向かいました。大会委員長などのお話が終わり、いよいよ選手宣誓。満点とは言えませんが、まぁ何とか恥ずかしくない出来ではあったでしょうか。後は夜、体を休め体調を戻すだけです。

大会前日の瀬戸内は曇り空。明日は中島らしい夏空が広がりそうです。
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 1986年7月6日に第1回トライアスロン中島大会が開催され、今年で32回目を迎え、ました。国内では、鳥取県の皆生や沖縄県の宮古島などが歴史ある人気の高い別格の大会ですが、それ以外で32回も続いている大会は片手で数えられるくらいしかないはずです。

 キヨタはその前年の9月、28歳でトライアスロンを始めたくてロードレーサーを購入しました。中学から中距離ですが陸上競技の経験があり、瀬戸内に育ったので海で泳ぐことは怖くありませんでした(但し、木槌=金槌のように沈むことはありませんが、前には進まない)。そして、翌年の宮古島や皆生へ申し込みをしましたが、当時は実績優先。参加は敵いませんでした。始めたのは良いけれど、いつになったら、どこの大会にでられるのだろう、とモチベーションが下がりかけた時、出身地の愛媛県にある中島(当時は愛媛県温泉郡中島町)で大会が開催されるとの情報を得て、即座に申し込みました。運良く、第1回の参加者165人の内の1人に選んでもらえることができ、そこからキヨタのトライアスロン歴が始まり、中島大会は1度として欠席することなく今年で32年連続参加することができました。もし、あの年に中島大会が開催されておらず、または参加することができなかったとしたら、その後のトライアスロンへの取り組みは随分変わっていたかも知れません。その意味でも、とても恩義を感じている大会です。

 ただ、キヨタが参加し続けている訳は他にもあります。

 この大会では、年齢の上下なく、背中を追いかけて行きたいトライアスリートや大会関係者の方に多く出会え、再会することができます。必ずしも、競技者としてのレベルが高い方々だけではありません。地元で地道に活動されている方々も多く参加されています。皆さんとても暖かく、楽しく、そして真摯にトライアスロンと向き合っておられます。年に1度しかお会いできないのが勿体ないような方々が沢山いらっしゃいます。たまたま宿で相部屋になった方、協議説明会で隣に座った方、大会前日の試泳中に顔を見合わせた方、大会の縁の下から支え下さっている方。その方々にお会いしたくて、毎年、中島に戻っています。

 そして島の皆さんの篤いご支援も嬉しいのです。島へ渡るフェリーで出会った方との語らい、レース中に応援をして下さった方との交流。今年は、島に住む87歳の方のご自宅にお邪魔しました。その方のご自宅は自転車コース沿いにあり、2年前にヨーコが走っている所を応援して下さり、その年の冬にはみかんを一箱送って下さいました。それまでは全く面識も何もなかった方でした。そのお礼にと、昨年の大会前日にご自宅にお伺いしたのですが、何とその一日前に倒れられ病院へ入院、ご家族にもお会いすることができませんでした。幸いにもその後、無事退院され、昨年冬にもみかんを送ってくださいました。そして、今年、再度お伺いさせていただき、漸くお会いすることができました。その方の息子さんはキヨタと同い年。縁を感じました。大会当日は沿道でご家族揃って応援してくださいました。

 このようなことは何処にでもあることなのかも知れませんが、私たちにとっては、かけがえのない出会いの場であり、心安らぐ島なのです。

 さらに今年は、このブログを読まれたのが切っ掛けで中島に初参加されたアスリートの方とお会いすることができました。大会を、そして中島を楽しんでいけたなら幸いです。



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 今治伯方島トライアスロン完走後のお楽しみ、それはビールではなく…。

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 スイム1.5km、バイク40kmを終え、最後のランは片道2.5㎞を2往復。その1往復目を終えようとした時、会場内に停められた見覚えのあるキッチンカーが目に入った。「鯛かつバーガー」だ。地元の方が作られているバーガーなので、もしかしたら出店されているかなとは思っていましたが、やはり出しておられました。出店されている時とキヨタが今治に帰る時が合わず、最後にこのバーガーを食べられたのは3年ほど前だったでしょうか。懐かしい味を思い起こしつつ、早くゴールしなければ売り切れてしまう、と思う。すっかり疲れ切り、ほぼ歩くように走っていたキヨタですが、2周目は少し頑張りました。そしてゴール後、店主の方との再会の挨拶もほどほどに、早速バーガーをいただきました。

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伯方島は瀬戸内海の中部、広島県と愛媛県の間に点在する芸予諸島の中の一つで、広島県側からしまなみ海道を渡ってくると、愛媛県で2番目の島になります。2005年の市町村合併により行政区は今治市になりましたが、それまでは越智郡伯方町でした。海岸線長は53.5km。島の南部は最大時速19㎞の流れの速い海峡に面し、古来より海上交通の要所として戦国時代には村上水軍の城砦も築かれていました。「伯方の塩」は有名ですが、造船業や魚の養殖なども盛んです。

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 その伯方島で7月23日に、今秋、愛媛県で開催される国体のイベント事業の一つとして、初めてトライアスロン大会が行われました。キヨタ出身の今治市での大会なので、開催が決まった時から参加したいとは思っていました。ただ、初めての大会で、しかも開催の経緯が地元から盛り上がったものではなくトップダウンで決まったように思われましたので、どのような大会になるのか不安な面も多く、周囲のトライアスリートに積極的に勧めることはしませんでした。募集人数は300人でしたが、募集期間を過ぎても定員に至らずその期間も延びたようでした。
 
 伯方島へは、今治からしまなみ海道を渡って何度かサイクリングに行ったことがありましたが、5月の連休時に今回のコースを試走してみると、スイムコースは潮流の影響を受けそうで、バイクコースは島の中央部を横断するトンネル付き坂道、ランコースは階段付き。今まで参加してきた同じ距離の大会と比べて一番ハードなコースに感じました。けれど参加してみると、島の方々との距離が近く、小中学生の篤い応援もあり、とても良い大会でした。

前夜祭では、島の方々の手作り料理が数多く並べられていました。地元の方から『梅干しの土用干し』というのを教えていただきました。「土用」と言えば鰻ですが、この時期に梅を干すと、強い太陽の日差しに当たることで水分が飛び、皮や実が柔らかくなり色も美しく、さらに保存性の良い梅干しになるそうです。

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これは『いぎす豆腐』
今治市を中心に伝わる郷土料理です。海藻の「いぎす草」と大豆の粉を入れて煮溶かし醤油などで味付けをした後、冷やして固めます。この時期、ひんやりとした舌触りが心地良い健康食品です。
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♫ 瀬戸は 日暮れて
前夜祭を終え、明日のレースに向けて思いをはせます。

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結局、過去の自分越えならず。昨年の2時間39分36秒より6分近くも遅い2時間45分22秒でした。この大会での自己ベストは8年前、51歳の2時間39分29秒ですが、この年のスイムは低水温で着用したウェットスーツ参考記録21分48秒でしたので、実質は昨年の記録が自己ベストだと思っています。

 バイクを終えた時点では昨年より1分30秒ほど遅いけれど、レース前のランの練習は昨年より充実していたので取り戻せるはず、でした。因みに8年前の大会での自己ベストを出した時よりは2分近く速く、その時のラン10㎞は52分02秒だったことを考えますと、十分に狙える過去越えでした。ただ、バイクでは無駄な力が入っていたようで後半から少し疲れてしまいました。宿のご主人に撮っていただいた写真を後で見ると、ペダルを踏み込んだ時に踵が下がる悪い癖が出ていました。それと、途中でほぼ同じベースで走る人と一緒になってしまい、互いにドラフティングにならないよう距離感を保つために結構気を遣い、体力も使ってしまったようです。

 そのためでしょうか、10㎞のランに移っても力が入らず、一周目(5㎞)に30分ほどかかってしまいました。この時点で、過去越えは諦めました。2周目もそのままのペースを維持するのがやっとでした。

 振り返ってみますと、バイクとランの直前の練習でレース距離以上の長い距離の練習が足りていなかったように思います。
これで50歳代最後のレースを終えましたが、まだまだ過去越えは狙える気はしています。


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