アベベ・ビキラとマモ・ウォルテ

 エース栗原さんがカーフマン東海ステージで2位に入賞しました。アジアカップU23優勝から僅か1週間、相変わらずの彼のパワーには敬服します。こちらも、ウダウダ言っている場合ではありません。

 年末を控え、かなりタイトな時間管理をしなければならなくなりました。一昨日、昨日と全く練習できず、3日ぶりのスイム。いつもどおり、500mのインターバル。7′55″でアップの後、7′34″、7′45″、7′33″。まずまずの状態です。走れない分、せめて12月23日の1500mでは、最低限23分23″の自己記録更新、できれば、23分突破を目指しての練習を積んで行きます。「練習は嘘をつかない。」と言われますが、ただ、練習をすればいいというものではないでしょう。私は「適切な目標に向けての、適正な練習」は嘘をつかない、と考えています。

 とても古い話ですが、アベベ・ビキラと、マモ・ウォルテ。アベベは言わずと知れたマラソンランナーですが、同じエチオピア選手でメキシコ五輪マラソン金メダリストのマモは、そこまでは名前は通っていません。ローマ、東京と五輪マラソン2連覇をしたアベベが、3連覇を狙ったメキシコでは途中棄権、代わって同じエチオピアのマモが優勝しました。当時、エチオピアのコーチは報道陣から、アベベの後継者が出来ましたね、と言われて答えた言葉。「マモは後継者にはなれない。何故なら、アベベと違って理解力が足りないから。」

 マモは次のオリンピックでも銀メダルを獲得した程のランナーになったのですが、比べられる相手が悪かったのでしょう。理解力の差が、2大会連続の金メダルと、金メダルの次は銀メダルに終わった、という差になったのでしょうか。理解力とは、今している練習は何のためにやっているのか、目標に向け今何をやらなければならないのか、を考える力のことでしょう。意識して取り組んでいきたいと思っています。
 

『derailer』にならないように

11月26日の朝日新聞天声人語欄に、清水幾太郎氏の『論文の書き方』の中の一節が紹介されていました。「無闇に烈しい言葉を用いると、言葉が相手の心の内部へ入り込む前に爆発してしまう。言葉は相手の心の内部に静かに入って、入ってから爆発を遂げた方がよいのである」。これは、論文に限らず、人との日常会話や、業務上での商談、討議など、あらゆる場面に当てはまることでしょう。けれど、私には実践することは極めて難しいことです。どうしても、自分の書きたいことや言いたいことを前面に出しすぎて、人を動かすようなことが出来てないようです。

 「derailer=脱線する人」。仕事が出来る落とし穴として、自信や優越感から自分本位に振舞って、職場の他のメンバーに悪影響を及ぼしてしまう人のことだそうです。その症状として12項目あり、有能感を持っている人なら誰でも幾つかは該当するそうです。更にその内、半数以上項目に該当すると要注意で、自分本位、過剰攻撃、責任転嫁として現れるそうです。
 
 その項目は
① 自分とは異なる意見を言われると腹が立つ。
② 自分の間違いを指摘されても認めようとしない。
③ 何か問題が起こると自分以外の人に原因を求める。
④ 正しい回答を出せるのは自分だと思い込んでいる。
⑤ 自分の思うとおりのやり方を同僚や後輩に強制している。
⑥ 人の言い分を聞く前に自分の意見を押しつけがち。
⑦ 約束を破っても自分は多忙なのだから仕方がないと考えている。
⑧ 自分の仕事振りを周囲の人はもっと評価すべきだと思っている。
⑨ 少しくらい職務規定に触れれも自分は許されても良いと思う。
⑩ 小さなことに癇癪を起こし人を怒鳴りつけることがよくある。
⑪ 日によって気分の浮き沈みが大きくなる傾向がある。
⑫ 同僚や後輩の失敗を思い出してイライラすることがある。

 私は別に自分で自分を有能とは思っていませんが、それでも半数以上は該当しました。どれが該当したかは本人の名誉の為に、伏せておきます。が、このような状態では、とてもではありませんが、人の内部に静かに入り込むことは出来そうにありません。

 もう少し、穏やかに生活をしていかなければ、と反省。
 
参考文献:『入社3・4・5年目のフォローアップ』 本田 有明 執筆指導
                   社団法人 日本監督士協会 刊

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 今日は、好天の日曜日。私達二人は終日仕事で、練習はお休み。
 仕事で移動中、多くのサイクリストと擦れ違いました。羨ましかった。

 
 

ヒラメとマグロ

 お刺身で、ヒラメとマグロ、どちらがお好きですか。
私は、瀬戸内海に面する小さな地方都市で18歳まで過ごしたので、赤身より白身の方が好きです。

 それはさておき、
ランニングの練習方法には、今さら申すまでもありませんが幾つか種類があります。LSD、ペース走、ビルドアップ、ファルトレイク、クロスカントリー、等など。他にも、今年になってから横鉄で流行り始めたヤッソ(インターバル)もあります。また、理論として、マフェトン理論、ゆっくり走れば速くなる、フォアフット……。どれをとっても効果はありそうですが、これらの全てを試すほどの時間も体力もありません。また、試したところで、どれが良くて結果が出たのか、どこが悪くて駄目だったのか、判断のつけようはありません。結局は、信じる者は救われるではないですが、自分の現状や目標に合わせて、組み合わせたり、選んだりすることしかないのでしょうか。

 で、何故、ヒラメとマグロが出てきたかと申しますと、
ご承知のとおり、人の筋肉には速筋(瞬発系の白い筋肉)と遅筋(持久系の赤い筋肉)があります。近海の流れの速い場所に住むヒラメは白、大海を回遊するマグロは赤の代表とでも言えましょうか。

 私の全くの個人的な感想なのですが、トレーニングをするうえで、速筋の発達している人は、ヤッソなどのスピードトレーニングをしなくても、LSDなどゆっくりした練習で持久力を養って行けば十分、速くなれると思います。
一方、遅筋の多い人は、ある程度、スピードトレーニングを入れていかないと、速くはなれないと思います。ただ、一般的に、速筋は生まれ持ったもので強化し辛く、遅筋は後天的につけられる、と聞いたことがあります。

 日頃、トレーニングをしていて(或いは子どもの頃、短距離のかけっこが得意だったか、マラソン大会の方が得意だったか)、赤と白、どちらが自身に多いのか判断して、それに合わせた練習方法を見つけることが望まれるのでしょう。

 因みに、横鉄で月一回やっているヤッソですが、フルを3時間前後で走る人には効果はありそうです。しかし、4時間前後で完走を目指す人にはどれ程有効か、計りかねているとことはあります。ただ、速く走ることで、体が大きな動きを覚えることと、足の拇指球で地球を廻すと言う感覚が身に付くことは大いに役立つのではないかと、思っています。

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昨日の練習:ラン。
 私は日産スタジアム(夜間無料開放日)で10,196mを52′28″(中途半端な距離になっているのは、400mトラックの第2にレーンを使って25週を走ったため、1周辺り7.85m長い為)。 
 ヨーコ:授業及び、スポーツクラブ休館日のため、休み。

今日の練習:スイム。
 私は2,000m。今日は絶好調だったのですが、混雑の為、タイムをとれず。唯一、500m1本7′28″。私達の行っているスポーツクラブは、一人、多くても二人で1コースを利用できる時間帯があるのですが、今日は生憎でした。ヨーコのメインは500m。ベストは7′11″。トータル2,150m、でした。



頑張って、と言えなくてⅡ

 今年8月に、愛媛県中島のトライアスロンに参加しました。2月初めに痛めた膝が癒えておらず、不安を抱えたままでした。案の定、バイク後半から痛み始め、どうなることやら、との思いで走っていました。ランは最初から歩きっ放し、それまでのレースの中で、一番辛いレースでした。本来、このような体調では参加すること自体、避けるべきなのでしょうが、この大会は第1回から今年の25回まで、連続出場している為、何としてでも参加はしたかったのです。それと、手前味噌になってしまいますが、レース途中で、ヨーコがもしかしたら優勝できるかかも知れない位置にいたので、妻が優勝して、旦那がDNFでは、話にならないなぁ、との思いで歩き続けました。

 中島は、松山市からフェリーで約1時間、広島県境に近い周囲凡そ30kmの、瀬戸内海に浮かぶ島です。年に1度のトライアスロンには島中の人たちが応援してくれます。参加者は皆、その応援に励まされゴールを目指します。ただ、私にとっては、今年は沿道からの応援は辛かったです。

 「頑張れ」。歩いている私に声援を下さるのですが、そう言われても、痛い膝が治るわけでもなく、自分なりには精一杯なのだけれど。ただ、沿道の方は熱く声を掛けてくれます。頑張れと言われることが、これほど辛いことは初めてでした。

 今回、大田原で見ていても、元気に走っている人に頑張れと言っても、走れない自分に対して「お前こそ頑張れ。」という声が自分自身の中で聞こえてきそうで。一方、疲れた人に頑張れと言うのも酷なような気がして、手を叩いてあげるくらいしか出来ませんでした。34km地点では、その先が追い風で下り坂になることを伝えてあげました。それが少しでも励みになるのかな、と。具体的な言葉を掛けてあげるのが良いのでしょうか。

 「頑張れ」以外に、何か良い励ましになる言葉はないものかな、と探しています。

大田原フルマラソン:ヨーコ 3時間27分00秒でのゴールでした。

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昨日はスイム練習。500m×2(8′00″、7′25″)、300m×2(4′30″、4′35″)でした。4日ぶりのスイムで、最後の2本は300mまでしか続きませんでした。ヨーコとは別時間帯でした。

頑張って、と言えなくて

 23日、大田原マラソン大会に行ってきました。横浜を出る時はかなり激しい雨。予報では回復に向かうとのことでした。横鉄からは、フルマラソン15人(内、女性3人)、10kmに女性1人が走りました。私は10km、DNSでした。2月から痛めている膝が、このところかなり良くなって、10kmならキロ5分ペースで走れるだろうと思っていたのです。しかし、会場に着いたらとても走れる状態ではなくなっていました。雨と、電車・バスの中で折りたたんでいたせいでしょうか。受付を済ませ、ジョグを試みたのですが、諦めました。完走目的ならなんとかなりそうでしたが、それではフルマラソンのコース途中での応援に行ける力は残りそうにありませんでした。こんな状態でレースに出るよりも、応援する方が楽しそうだ、と思ったのです。いえいえ、本音は10kmで収容車に乗るような事態は起こしたくなかっただけのことです。
 
 10時40分のフルがスタート。この頃には雨は上がっていました。もう降る心配はありません。事前情報ではフルの参加者3,500人と聞いていました。朝の天候のためか、それより少なく感るもののその40分後の10kmのスタートを見届けて大会事務局へ行き、チップと参加賞Tシャツを交換してもらいました。担当者曰く、「今年の引き換え第1号です」。こんなことで1等賞になってもなぁ……。

 10km参加の横鉄メンバーがゴールしてから、フルのコースを逆走を始めます。応援に行って帰って来れなくなった時、ランナーに紛れて収容車に乗せてもらえるよう10kmのレースゼッケンは持って行くことにしました。目標地点は33km。ここに第2関門があり、メンバーが通過するのを見届けようと思っています。特に、初フルマラソンに挑戦しているヨーコ友人の動向が気がかりです。

 40km手前で、トップの選手と擦れ違い、以後、続々とランナーが通過して行きます。逆走を続け、ヨーコとは35km付近で出会いました。予想より、かなり早く、このままなら3時間25分前後でのゴールが期待できます。「この先は追い風で下り坂になるから。」と声をかけると、ヨーコの隣を走っていた見知らぬ男性から「ありがとう。」とお礼を言われました。返事をしていただき、こちらこそ、ありがとう。35km地点の給水所を見ると、2年前のような水不足は起こりそうにありません。その後も、逆走を試みるのですが、34km辺りでランナーが走っている側の歩道がなくなってしまいました。続けるためには反対側車線に廻らなければならないのですが、ランナーの列が途切れず、横断は不能。やむなく、そこで後続を待つことに。ところが意外に早く最後尾の大会関係車両と収容車が見えてきました。ヨーコ友人を含め、まだ3人、確認できていません。係りの方にお伺いすると、既に33kmの関門は閉鎖されたとのこと。ゼッケンを外して走っている人が何人かいるそうですが、たぶん、そこまでは走らないだろうと判断したので、待のを止め、私も会場に戻ることにします。
 
 体が温まってきたせいか、膝の痛みは殆ど感じなくなり、ジョグ程度なら走って帰れそうです。前後には、33km関門でタイムアウトしてゼッケンを外された何人ものランナーが、自分のゴールを目指して歩道を走っています。タイムアウトしたとはいえ、キロ5分半程度のペースでは走っています。大田原の制限時間は厳しいです。そんなランナーに対しても、沿道で後片付けをしているボランティアの高校生が、頑張って、と声をかけてくれます。しかし……。

 沿道で応援しているとランナーの様子が良く分かります。特に35km付近では、限界を超えていそうな人は、足取りや表情で、手にとるように分かります。でも、その人たちに、私は頑張って、とは言えません。恐らくみんな、精一杯の力を出し切っていることでしょう。頑張ってというのも可哀相なくらい憔悴しきった人もいます。そんな人に、これ以上、何を頑張れと言えばいいのでしょうか。辛くて私には言えません。

嬉しい知らせ2件

 ブログリンク先の、エース栗原さん。フィリピンでのデュアスロン:アジアカップに参加していました。U23で2連覇達成の連絡がありました。まさに、有言実行のアスリートです。来週は、カーフマン東海ステージ参加予定だそうです。若さと豊富な練習量で、連戦も可能なんでしょうね。
 因みに、同じくブログリンク先の、電網トライアスロン倶楽部さんのHPトップページにある、カーフマンジャパン南関東ステージのフォトギャラリーの中に、彼の雄姿が写っています(ゼッケン2番の黒のユニフォームです)。

 また、横鉄メンバーからも嬉しいメールを頂きました。クラブ員に対し多少、切れ気味だった私を救ってくれました。経緯は、クラブに新しく入ったメンバーから挨拶のメールがあったにも関わらず、既存メンバーから誰一人返信なかった、というのが発端です。実際のところ、「よろしくお願いします」の連絡に、何の反応もしない、というのは『仲間として』というより、『社会人として』どうなの、という思いでした。このため、メンバーに遠まわし気味で皮肉めいたメールを送りました。どれだけの人が、真意を理解してもらえるか、不安、というより一か八かという心境でした。これに対し最初に対応していただけたのが、ハイジさんでした。この方のご対応により、良い方向に流れを作っていただけました。また、私へのフォローのメールも入れてくれました。
 
 このような方々がおられるので、私もまだまだ、前に進み続けられます。

 明日は大田原。帰宅が遅く、且つ、そこそこ酔ってしまっているはずなので、ブログはお休みします。
 フルマラソン参加者は3,500人だそうです。これだけの人数が400mトラックから一斉にスタートすると、どのような状態になるのか。転倒者が出なければいいのですが。
 私は10kmです。目標を言えるほどトレーニングは積めていません。50分以内で気持ち良く走り、フルマラソン33キロ地点までゴールから逆走しながら応援。33キロ地点の関門時間はスタート後3時間5分。初フル挑戦者2名にとっては、低くはないハードルです。ヨーコはフル3時間35分前後でしょうか。

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 本日は、ヨーコは朝9時から夜9時まで通しの仕事。私は時間を無駄に使い全く練習せずに終わりました。深く、反省。
 

収容車に乗るのも結構キツイ

 いよいよ明後日23日は大田原マラソン。膝の故障が癒えない私は10km、ヨーコはフルに出ます。事前情報ですと、フルの参加者は3,500人。制限時間4時間の大会にしてこの人数です。つい3,4年前までは700人そこそこの参加者で、スタート時の混雑もなく、記録を狙うには絶好の大会だったのです。
 それが年を追うごとに参加人数が急増し続け、私が最後にフルに出た一昨年、私のような後方グループが走る頃にはゼネラルテーブルには全く水がない状態で、皆、苦労しました。中には前のランナーが道端に捨てていった紙コップやパックを拾って、中に僅かに残った水を啜る人も少なくありませんでした。今年は更に人数が増えているので心配です。
 35k過ぎには、沿道の方の私設のエイドステーションがあり、かなり助けられていたのですが、今年からコースが変わり、どうなるのでしょうか。こういった、沿道の方の応援や支援は本当に嬉しく思います。

 因みに、この大会は5年前、35キロ地点で制限時間をオーバーし失格となり、生まれて初めて『収容車』に乗ったレースです。この時は、練習不足でしたから、スタート前から、かなりヤバイ、というか、途中棄権はある程度、確信犯的に予測していました。ですから、関門を示すラインを通過した時に白い旗を振り下ろされえ失格を告げられて時も、あまりショックはありませんでした。
 
 ただ、辛かったのは、失格になった中では比較的速い方だったので、収容車が出発するまでにかなり時間がかかったことでした。バスの中で、ランシャツ・ランパン姿でじっと座っている状態は、心身ともに本当に寒かったです。以来、収容車には絶対に乗らない、と決めました。ですから、昨年の横浜マラソンの16キロ地点でタイムオーバーで失格になった時は、係員からバスに乗ることを進められたのですが、丁重にお断りしました。ゼッケンを外し、そのまま歩道を走って帰りました。制限時間をクリアーしたランナーを何人も追い越しながら……。
 
 横浜鉄人クラブからも過去最多の17人が参加します。記録狙い、完走目的と皆それぞれの目標を持っていますが、今大会での楽しみの一つは、レース終了後、温泉に入り宇都宮餃子をタラフク食べる、というものです。朝5時過ぎに家を出ての、帰宅は夜11時過ぎ、という長い一日になります。今年は、どのような一日になるのやら、楽しみであるような、怖いような。

 こんなことばかり、書いていますと、もっとまじめに練習しろ、とお叱りを受けそうです。漸く膝の調子が良くなりつつありますので、来年は復活します(もう、来年の話をしても、鬼は笑わない時期ですよね)。

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昨日の練習:スイム2,400m。いつもどおり500m中心。
本日の練習:スイム1.800m。500×3(平均7′50″)。ヨーコのベストは久しぶりに7′07″。

嘆願書を書いていた頃

 今日、横浜マラソンのナンバーカード引換券が届きました。インターネットでの受付は当日お昼過ぎで終了したようです。横浜に限らず、どこのマラソン大会も、開始早々に先着順で締め切られてします。私達は、受付初日に郵便局から振り込んでいたので、「ネットが繋がらずイライラする」ということはありませんでした。時にはアナログ方式の方が良いかも知れません。

 トライアスロン大会も然りですね。来年の石垣島は受付開始2日で終わったそうです。人口が増えたのでしょか。テレビ放映された人気も関係しているのでしょうか。レースに出る迄が一苦労、という感じです。私がトライアスロンを始めた26年前(1985年)も、初心者はなかなかレースに出ることは出来ませんでした。その年の4月、第1回宮古島大会がテレビ放送された影響でトライアスロン人口が増えたにも拘わらず、ロングの大会は、皆生、宮古島、琵琶湖などしかなく、参加することは困難な時期でした。しかも、当時は、先着順ではなく、参加選考基準は実績重視だったため、実績のある人は次々に出ることができる一方、実績のない人はいつまで経っても実績を作ることすら出来ない、という、現代の格差社会を先取りしているようでした。

 そこで、当時、まことしやかに噂されていたのが、『嘆願書』の効果でした。各大会事務局から提出を要請されている書類の他に、いかにその大会に出たいか、という本人の熱い思いを伝えられる手紙を添えよう、というものでした。実際にその効果があったかどうかは実証のしようがないのですが、今のように、ネットで機械的にエントリーするより、参加したいと言う思いを手紙に書く苦心をすることで、トライアスロンに取り組む決意の大きさを自身で確認することが出来たような気はします。

 私は、トライアスロンと言うのもは、特別なスポーツとは思いません。普通の体力と意欲さえあれば、誰でも出来るものだと思います。多くの人たちが、トライアスロンに取り組む、ということは歓迎すべきなのでしょう。ただ、少し気になるが、ちょっと安易に考えている人もいるのではないか、ということです。特に、スイムに関し、十分な練習もしていないにもかかわらず、「ウェットスーツがあるから大丈夫、何とかなる。」とか、「だめだったら途中でやめれば良い。」とか。勿論、レース中に体調不良を感じたら、勇気を持ってリタイアすべきですが、トレーニングも不十分なままでは、大会を開催し無事終わらせたいと苦労をしている大会関係者に対し、余りにも失礼です。また、レース中のマナーにも目を覆いたくなる時が少なくありません。

 時には、嘆願書を書いて、自分自身のトライアスロンに対する覚悟を確かめてみるのも良いかも知れません。

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 昨日は休養日。
 今日は、天気の良い土曜日でしたが、私は仕事、ヨーコは授業その他で、太陽の下では練習できず、これからプールへ行きます。

ピグマリオン効果

 11月18日朝日新聞朝刊のテレビ番組紹介欄で、NHK教育テレビ『仕事学』に出演された平井伯昌氏(競泳日本代表ヘッドコーチ)のコメントが載っていました。「平井氏は、コーチングをする中で最も心がけているのがあまり選手を褒めず、正当に評価すること。褒め過ぎると現状に満足し、向上が望めなくなる。」とのことでした。
 
 確かに、納得できるところはあります。褒めて伸ばすと言う考えの一方で、褒めすぎは考えもの、ということでしょう。ただ、やはり人には人から褒められたいという欲求があることに間違いはない、と思います。褒められることでモチベーションがあがって行くこともあります。
 
 それを考えますと、褒めることは大切で、更にそれ以上を目指す為に、次への目標に対する期待をかける、ということが望まれるのではないか、と思います。その例の一つに『ピグマリオン効果』というのがあります。

 ピグマリオン効果とは、期待をかけられ、励ましを受けた人は、それに応えようとして努力するために高い成果をあげるようになる、というものです。アメリカの教育心理学者ローゼンタールが、教師と学生とのコミュニケーション調査によって実証された、とされています。
 この呼び名は、キプロスの王ピグマリオンが、大理石に刻まれた女性に恋をし、それを見かねた愛の女神アフロディーテが彫像を生身の女性にしてあげたという、ギリシャ神話に因んだものです。
 
 逆に、励ましも支援も受けなかった人は、それによって意欲を低下させ、成果をあげられなくなります。このマイナスの効果をゴーレム効果と言います。

 私の所属する、横浜鉄人クラブにも、最近、新しい方が多く入ってこられます。殆ど全ての方がトライアスロン初心者で、これから自転車を買おうという方もいます。来年からは中学1年生がお父さんと一緒に仲間になられる予定です。トライアスロンは一人で出来るスポーツです。それでも仲間を求めて来るのは、教わりたいことや、一人ではできない練習を一緒にしたい、という期待があるからだろう、と思います。

 私達も最初の頃は(否、今でも)回りの人たちから多くのことを学びました(学んでいます)。だからこそ経験者は、新しい人たちを励まし、支援し、期待してあげることで、その人たちを伸ばして行って上げなければならないと思います。また、新しい人たちの、私達に対する期待に応えていこう、という気持ちをもてることで、私達自身のモチベーションもまた、あがって行くでしょう。新しい人が入ってくるというのは、単に仲間が増えると言うこと以上に私達にとっても励みになります。

 今日、このブログのリンク先、エース栗原君が、デュアスロンアジアカップに向け、フィリピンに飛び立ちました。目標は2連覇です。彼にもまた、大きな期待を寄せています。

           参考文献『入社3・4・5年目社員のフォローアップ』(本田 有明 指導)
                社団法人日本監督士協会刊

     ***************************
昨日(18日の練習)
 みなとみらいランニングステーション周回ラン練習。
  ヨーコ 15周(平均4′50″/km)
  キヨ   9周(平均5′/km)
本日は休養日。
大田原マラソンまで4日です。

働きかける力=LEADER

 毎週水曜日の朝日新聞朝刊で、天野祐吉氏が『CM天気図』というコラムを連載されています。11月17日は「ことばが浮いてますよ」というタイトルでした。
 近頃の社会問題に対するセンセーショナリズムなマスコミの批評的な報道に対し、誇大な表現のハンランすると読者は不感症になり、また言ってらぁ、という反応しかしなくなるのだそうです。そうなると、国が滅びてしまうのではないか、と心配されています。
 また、マスコミにとって批評は大切な仕事ではあるが、批評の本質はホメたりケナシたりすることではなく、「つくりかえの提案」をすることだと言った人がいる、と紹介されていました。

 確かに、人は(勿論、私も)他者を批評し評論する時、「私ならどうする。」「どうしたら良くなるか。」と言うことを忘れがちかもしれません。さらにそれを行動に移すことは極めて少ないのだろう、と思います。

 私は今、趣味を共通とするある団体で事務局という立場にあります。団体の運営に対し、企画を出したり、取りまとめをしたり、というのが役目です。事務局に対し、「ああして欲しい。」、「これはどうなんだ。」という話は出てきます。
「こうしたらどうだろう。」とまでは出てくるのですが、「ここは自分がやりましょう。」と言う言葉は聞かれません。私も、事務局と言うのはそのような立場であることは理解しています。しかし、メンバー一人ひとりの主体的な取り組み姿勢がないことには、団体としては成り立っていきません。残念なことです。

 ただ、そんな愚痴をこぼしているだけでは、私もまた批評家の一人に過ぎなくなってしまいます。事務局として、一人で動きすぎたかなぁ、という反省をしています。これからは、自分で動くのではなく、働きかけることをより意識していこうと思います。
 「働きかける力」とは、提案し、人を巻き込み、賛同してもらうことだ、と言われています。そのためには、傾聴(Listen)、説明(Explain)、助力(Assist)、討議(Discuss)、支援(Empower)、遂行(Respond)が求められます。頭文字をつなげると「LEADER」=リーダーの要件になるようです。どこかの国の内閣のように、有言実行が言葉倒れにならないよう、働きかけを続けていこうと思います。

 さて素人トライスリートとして、昨日(17日)の練習は、スイム2.400mでした。メインは500m×4本(7′34″,7′50″,7′48″,7′28″)でした。2,3本目は多少落ちましたが、4本目はヨーコにペースメイクしてもらい、満足な結果でした。ヨーコの昨日のベストは7′13″で余り調子は良くないようです。
 昼間予定していた、横鉄の入会予定者との若葉マーク自転車練習会は雨のため、中止になりました。
 18日は横浜みなとみらいランニングステーションでのラン練習日です。大田原に向け、レースペースより速いペースでの5KMです。
 

タイトルの由来

 ブロクタイトルの由来は、昭和生まれの方ならご存知でしょうが、ダウンタウンブキウギバンドの『港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ』がベースです。
 『港』は、私達がメンバーになっている『港区スポーツセンターランニングクラブ(以下、港区SCRC)』から、『横鉄』は、こちらも私達がメンバーになっている『横浜鉄人クラブ』から借り受けました。
 ヨーコとキヨヒデは筆者の名前です。

 港区SCRCは、山手線田町駅東口にある公共のスポーツセンター内のランニングコースで知り合ったメンバーで構成されています。30年近く前からメンバーが集まり始め、各地のマラソン大会に参加したり、合宿を行ったりしています。男女それぞれ、東京、大阪、名古屋国際マラソンに出場した人もいました。ただ、近頃は高齢化が進み、どちらかというと飲み友達に近くなりつつあります。
 横鉄は1985年12月に結成されたトライアスロンクラブです。格好つけた言葉で言えば、「日本のトライアスロンの黎明期」にできたクラブで、今年25周年を迎えました。アイアンマンハワイ完走者をはじめ、各地の大会で多くのメンバーが活躍しています。初心者の方も少なくありません。

 二つのクラブ共に、メンバーの年齢層や職業などはまちまちです。共通の趣味のもとに集まっていますので、一緒に厳しい練習をしながらも、楽しい時間を過ごすことが出来ています。それぞれがレースに対する目標を持っていますので、互いに叱咤激励をすることもあります。

 私達にとって、二つのクラブとも生活に密着していますので、タイトルの中に組み込みました。とは言え、ランニングやトライアスロンに限らず、広く展開してみたいと思っています。
 

ブログスタート

2010年11月16日、ブログを開始してみました。
アナログ人間で、どこまで出来るか、何が出来るか。
「物は試し」という感じで、やってみます。

プロフィール

kiyo & yoko

Author:kiyo & yoko
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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