中島は ひと夏一度の 一所懸命 (1)

 キヨタのトライアスロン神話崩壊? そんな大袈裟な…ことでした。

 2013年8月25日午前10時過ぎ、第28回トライアスロン中島大会のスタート直前。私たちがスイム前の最終受付を済ませウォーミングアップのため海に入って泳ごうとした時のことでした。愛媛県松山市からフェリーで1時間ほどの広島県境に近い瀬戸内海に浮かぶ周囲凡そ30㎞の中島の浜辺に流れた女性の声によるアナウンスは次のように告げました。

 「本日のトライアスロン中島大会のスイムは中止になりました!!!」

 今年の夏はキヨタがトライアスロンを始めて28回目の夏。そして第1回から連続出場しているトライアスロン中島大会も28回目となりました。丁度、人生の半分をトライアスロン、そして中島の夏と共に過ごしてきたことになります。その間、中島含め長短いくつものレースに出てきましたが、この夏の中島が丁度50回目のレース。平均すれば年に2回の割合でレースに出てきたことになります。時には年に4回のレースに出たこともある一方、トライアスロンに対する倦怠期が10年程続いていた頃もあります。それでも年に1度、中島大会だけは欠かさず出続けていました。連続出場がかかっていただけでなく、中島まで出なくなるとそのまま怠惰な生活に流されていきそうで、それを防ぐ最後の砦だったのかもしれません。ただ過去49回の中で一度だけ完走できなかったレースも、その時期の中島大会です。その時はスペアタイヤを持たずレースに臨み途中でパンク、自転車を押してでも完走を目指そうという気力すらも湧かなかったものでした。むしろパンクしてこれ以上レースを続けなくてもいいんだ、という気持ちにすらなったものでした。それが心機一転し、年に一度、一所懸命の夏を中島で迎えるようになったのは二人で中島に参加するようになった13年前からでしょうか。

 一つの所に命を懸ける。狩猟生活から農耕生活に移り一つの土地を守り続けることから生まれた言葉とも、一旦急あれば「いざ鎌倉へ」と武士が一つの場所に命を懸けることから生まれた言葉とも言われています。トライアスロンのレースに使うには大き過ぎる言葉かもしれませんが、キヨタにとっては中島は一所懸命です。それとも、中島で過ごす2日間の為に他の363日、仕事と日常生活を頑張るとすれば一生懸命であるのかも知れません。年にいくつものレースに出るのも良いのでしょうが、一つのレースに焦点を当てて1年間のエネルギーを一気に爆発させる、そんな「夏祭り」もまた楽しいものです。ところがこの年に一度のお祭りも、今年は少し勝手が違いました。

 トライアスロンのレースは他の参加者や自分とだけでなく、自然との闘いもあります。特に天候次第では競技の一部、特にスイムが中止になることもないわけではありません。他に思わぬことで支障が生じることもあります。
 中島大会もこれまで、台風被害や旱魃だけでなく、サメ騒動、重油流出事故などで一部中止どころか開催そのものが危ぶまれたこともあります。その都度、島民やボランティアの方々のご尽力により続けていただくことができています。
 中島だけでなく、キヨタがこれまで参加してきた大会は、スイムが多少短縮されたことはあってもレースは3種目とも全て行われました。これは自分ではコントロールできないことで、天や人が味方してくれ運が良かったことと思っています。それで勝手にトライアスロン神話、と捉えていました。

 ただ今年は前日から愛媛県地方には大雨洪水雷警報が発令され、当日もどうなることかと気を揉んでいました。それでも中島入りした時の雨脚はそれほどでもなく、海で試泳しても波は殆どなくウェットスーツがなくても冷たさは感じませんでした。ですから屋外の前夜祭だけは体育館だな、とは思ったものの、翌日のレースに影響が出る程とは思っていませんでした。これまでの運もあることですし…。
 ところが一夜明けた当日、雨脚は激しく、スイムコースには瀬戸内海には似つかわしくないほどの白波が立っていました。警報がなくてもいつ雷が鳴ってもおかしくない雲行きでもありました。そして朝食後には、スイム1.5㎞が0.75㎞に、バイク(自転車)は40㎞から20㎞に短縮されることと、ランは予定通り10㎞で行われることが発表されました。スイム得意の私たちにとっては残念なことですが、取り敢えず3種目行われることには胸を撫で下ろし、最終受付を済ませた直後のアナウンスでした。昨日の前夜祭はとっても盛り上がったのに。

前夜祭:選手宣誓の図(最遠方、仙台からご参加の方と、地元中島の方。右の旗は大会旗、左は松山市の旗)
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タヒチアンダンス(舞台に上がりたかった?)。第1回から連続出場中の8人も紹介されました。
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お刺身や栄螺も振る舞われました。うどんやカレー、その他トライアスリートですら食べきれないほどの料理が用意されました。因みにビールは飲み放題。くれぐれも翌日に差し障りのない範囲で。
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(レース模様は次回へ続く)

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暑くて短い一日

 今日、8月17日、おそらくキヨタにとって今夏一番短い一日となりました。やるべきことと、やりたいこと、やれなかったことが沢山ありました。暑さは少し峠を越えたようですが、今日に限っては1日48時間くらい欲しかったです。 

 今日、やらなければならなかったこと。社会人向け通信教育の添削です。例年8月中旬は受講者の方の答案が年間を通じて一番多い時期です。4月に入社したり、移動で新しい職務に就いた方が、それぞれの新しい業務や職責に関し夏季休暇などを利用して解答した答案を送ってくださいます。高度経済成長期頃、♪サラリーマンは気楽な稼業と~来たもんさ~、と言われた時期とは大違い。皆さん、熱意のある答案を送って下さっています。ですから、かなりな時間を要しますが、いい加減な採点はできません。月曜日までの返送しなければなりませんので、今日中に仕上げる必要がありました。

 さらに輪をかけたのが、高校野球。今日は4試合の内、ふるさと四国のチームが3試合続けて出場。どうしてテレビ放送が気になってしまいます。地元の済美高校や負けてしまいました。高校野球に限りませんが、勝者と敗者を分けるのは、ほんの紙一重の差。勿論、実力が伯仲している同志の対戦に限りますが。それでも、鳴門と明徳義塾がベスト8に残りました。特に鳴門は公立高校。公立だから、というだけで贔屓するつもりはありませんが、どうしても肩入れしたくなります。済美を破った花巻東との対戦。健闘を期待しています。

 重ねて今日は、私たちが会員になっているスポーツクラブも例年この時期、夏休みで休業していますが。今日が4日ぶりの営業になりましたので、何としても泳ぎに行く時間を作らなければなりません。私たちの一年を通して最大の目標であります中島トライアスロン大会を目の前にし、この時期の休業は痛いです。日曜日にBig Lake の夏合宿で泳いで以来6日振りのスイム。高校野球TV観戦と通信教育添削を終え、プールまでの往復7㎞ランと合わせスイム1.8㎞だけ泳いで帰りました。

 それだけでなく、やりたかったことも、まだあります。全国定時制・通信制軟式野球大会の決勝戦。これも今日でした。その名の通り、定時制・通信制で学ぶ高校生(と言っても、定時制なら10代だけでなく40代、50代の選手!もいます)の大会。神宮球場で行われましたので、時間があれば行きたかったです。
 
 行きたかった、と言えば、横浜スタジアムでのプロ野球、横浜VS広島。これも観戦したかったのです。が、行けませんでした。

 なんとなく、全てにおいて中途半端な短い一日でした。

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小倉廃寺跡(滋賀県米原市)

コフン症。キヨタの30年来の持病です。花粉症の誤りではありません。
こんもりした丘や木立を見ると「古墳じゃないか」と思ってしまう、気の病です。

↓これも、そうです。滋賀県米原市の東部、山室と言う地域に近い所にあります。
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先日のBig Lake 合宿でのバイク(自転車)練習中に単独走をしていた時に通りがかりました。姿かたちからして古墳に間違いない、そう思って立ち寄りました。
周囲には案内板も何もなく、古びた門の前には「小倉廃寺跡」と刻まれた石柱が建っているだけでした。
自転車用のシューズを履いていたので、中に立ち入って歩くことはできず、門の中には何があるのか、探検できませんでした。
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周囲は目測で100m程、周囲は濠の跡と思われる水路で囲まれていました。
恐らく、古墳の後にお寺が建てられたのではないか、と思われました。
ただ、普通、古墳に祀られるのは神様になるはずなので、神社なら分かるのですが、何故お寺なのか、不思議でした。
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後でネットなどで調べれば分かるだろう、と思い写真だけ撮って帰りましたが、今のところ、ここに関する情報にたどり着くことができていません。こんなことなら現地でもう少し調べればよかったのですが、後の祭りです。


どなたか、ご存知の方がおられましたら、情報お教えくださいませ。

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Triathlon Team Big Lake summer camp 2013

 8月10、11日、Big Lake の夏合宿が滋賀県彦根を中心に開催され、二日間で延べ40人余りが参加、今夏一番の猛暑の中、それぞれのペースでトライアスロン3種目+情報交換会を行いました。

 キヨタは、いわっちょ、ヨーコと3人で9日夜8時に車で横浜を出発。日付が変わるころには彦根に到着できるだろうと思っていたのですが、愛知県手前から大渋滞にはまり、到着したのは午前3時半過ぎ。ホテルで3時間弱の仮眠をとった後、メイン練習場の彦根市総合運動公園へ向かいました。
 
 スイムは、両日とも朝8時30分~10時まで、屋外の公認50mプールで4コースを借り切っての練習でした。持ちタイムに応じて3グループに分かれ、それぞれのグループごとにメンバーがコーチ役となり、インターバル、ドリル等で泳ぎ込みました。特に2日目のAチームは4,400m。これを10人近くがこなしてしまうのですから凄いチームです。キヨタは2日目のBチームでメンバーのコーチ役の方から腕をプッシュした後の掌の抜け方を教えていただきました。このところ、左腕のリカバリーがどうにもしっくりこず、ぎくしゃくした泳ぎの原因にもなっていたのうなのですが、教えていただいた抜き方をすると肩に負担がかからず、スムーズな動きができるようになりました。良いアドバイスをいただきました。そしてこの方のコーチとしての方針は、アドバイスはそれぞれの人が合う合わないで選べば良い、とうお考えで大いに共感できるものでした。スイムに限らずスポーツでの練習方法やフォーミングなど、数多くの教え方や理論が出されていますが、押し付けにならず、また鵜呑みにもせず、それぞれの現状に応じて取り入れることが良いのだろうな、と思います。

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 バイクは、両日とも約80㎞。これも3チームに分かれ、各チームのリーダーがしっかりフォローしてくれ炎天下の下、山間・田園地帯の木々や稲穂の緑の中を駆け抜けました。かって経験したことのないような激坂もありましたが、ダム湖を渡ってくる風にも癒されながらの練習でした。
 キヨタは初日はペースが上がらず、20㎞地点手前で引き返しました。2日目はCチームの最後尾で何とか付いて行きましたが、折り返し前2㎞程の坂が上れずUターン。途中、励ましやアドバイスを貰いつつ、やっとの思いでスタート地点に戻ってこれました。

 ランは、彦根城周囲を回る5㎞コース。各人のペースで1~3周回。しっかりと汗を流しました。2日目のキヨタはランはパスでした。
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 初日夜の夕食&二次会では多くのメンバーと語り合うことができました。滋賀の合宿に遠く神奈川から、とも思いますが、Big Lake の皆さんは、アスリートとしてだけでなく、幅広い魅力のある方たちばかりで、ハードかつ楽しい二日間を送ることができました。
 個人的には、二日でスイム約4㎞、バイク約110㎞、ラン5㎞と物足りない物でしたが、昨年は初日にスイム3㎞、バイク80㎞で、二日目は何もできなかったことに比べると、二週間後の中島大会に向けては良い練習になったと思います。
 中島には私たち二人の他、メンバーから6人がレースに参加、応援の方も合わせると10人が集結します。充実したレースをしてみたいと思っています。

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夏の昆虫採集

夏の昆虫たち

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物語の続きは、晩酌を友に

 それまでは自転車で15分だった通勤。先月から痛勤、じゃない通勤電車の生活に戻りました。もう何年ぶりでしょうか。久しぶりの車内は随分様相が変わっていました。以前は、オジさん(時にはエリート風OL)が、朝刊を苦心しながら折りたたんで読んでいました。今は、かなり多くの乗客がスマホを手にしています。指で操作しながら画面に見入っている姿は、少し異様な感じもしないではありません。
 そう言うキヨタも、2週間前、遂にスマホに機種変更。Face Bookやブログを自宅以外で読んだり書き込みすることができるようになり、異様な光景の一部を構成しつつあるかもしれません。

 それでも、車内読書の時間もあります。書店へ行けば数多くの書籍やビジュアル雑誌が並び、却ってどれを選べば良いか迷ってしまい、何も買わずに店を出てくることが殆どです。そして依然読んだ本を読み返しているのが実情です。しかし、本当に良い作品は何度読み返しても飽きがこないです。推理小説ですら、犯人やトリックは判っているに、読み返すことで初めは気づかなかった伏線などが見えてきたりして、新たな発見もあったりします。
 同じ作品でも、最初に読んだ時と再読する時の年齢や生活環境の違いによって、受け止め方もかなり違う物もあります。例えば、梶井基次郎の『檸檬』。20歳の位の時に接し、やり場のない鬱屈や、碌々として河原の石に互することを潔しとせず、などというい思いに、身が震えたのを覚えていますが、50半ばで曲がりなりにも経済的に自立しているこの歳で読み返すと、そのような震えのかけらすら湧いてきません。その意味では当時に出会っていて良かったと思っています。一方で、本棚の肥やしにしてしまっている中には、今読んで良さのわかる作品も少なからずあると思いますので、通勤電車の中で読み返してみようと思います。

 ところで、作家の書いた小説(フィクション)を読み終わって、若しこの小説に続きがあったら、と思うことはありませんか? 物語の後、登場人物はどのような生涯を送ったのだろう、本当に事件はこれで解決したのだろうか、などその後の世界を知ってみたいという誘惑にかられることがあります。何故、作者はここでやめてしまったの、続きがあるのじゃないの…。
 そんな時は「自分で物語の続きを書いてみましょう」。ある文学講座の先生の出した課題です。物語の行く末やどんでん返しなど、作者に任せるのではなく、自分で作ってみましょう、と言う課題です。所謂「後日譚」というやつです。これが結構、面白いです。大作の文学作品を書く力はなくても、これでしたら、自己満足の世界ながらも、十分楽しむことができます。その時の課題図書は、漱石の「三四郎」。キヨタの中では三四郎は将来、胃痛に悩まされる大文豪になりました。
 さて、あなたにとって気になる登場人物の将来は?グラス(お猪口)片手に想像の世界に…。

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関行男 と言う人

 『夢千代日記』でも知られる、愛媛県出身の作家、早坂暁さんによると、愛媛県の男は「温泉に浸かり過ぎでふやけている」らしい。四国四県の内、愛媛以外の三県と瀬戸内海を挟んだ対岸の、岡山、広島、山口からは何れも総理大臣が生まれているが、愛媛はまだ、と言うのもその証左の一つらしいです(尤も、一概に総理大臣が偉いとは思いませんが)。確かに愛媛県出身の男性は、文化・学術方面や野球選手は優れた方々を多数輩出していますが、政治経済面では余り多くはないようです。
 早坂さんによると『坂の上の雲』の中で知られる秋山兄弟ですら、「天気晴朗なれど、波高し」という表現の出来る文学的才能の方が高い、と言われます。
 そんな愛媛県男児の中にも、太平洋戦争中、軍神を言われた人がいたことを知りました。
関 行男
イメージとしては右側の温厚な方が愛媛県人らしく思えるのですが、左側の人です。

 タイトルの通り、太平洋戦争終期に特攻隊と称して、戦闘機で米軍艦船に体当たりをした軍人が描かれています。そして、その特攻隊=神風特別攻撃隊の第1号機に選ばれたのが 愛媛県西条市出身の関行男大尉。1945年10月25日、新婚僅か6カ月の関大尉率いる敷島隊5機が玉砕、日米側ではその結果は異なりますが、海軍省によると「空母一隻撃沈、同一隻炎上撃破、巡洋艦一隻轟沈」だそうです。
 関大尉は旧制西条中学で文武両道に優れ海軍兵学校へ進みました。西条の隣町で生まれ育ったキヨタの父より6歳年上なので、同じ剣道をしていても擦れ違ったことはないと思います。
 それにしても、特攻隊第1号が西条の人だったとは驚きでした。

 そして写真右側は中津留達夫大尉。関大尉とは海軍兵学校の同期。関大尉が最初の特攻隊に対し、中津留大尉は最後の特攻隊。しかも出撃したのは玉音放送が流れた後。

 今般、就任する内閣法制局長官は、安倍総理に近い、集団的自衛権を容認するお考えを持っておられるようです。参議院選挙の結果は有権者が選んだことなので、その結果は日本国民全員が負うべきことですが、今一度、日本国憲法前文と第9条、立ち止まって考えてみたいものです。
 
 23歳だった関大尉の出撃前の言葉。「僕は短い生涯だったが、とにかく幸せだった。しかし列機(同行する特攻隊機)の若い搭乗員は…」。
 
 もう直ぐ、あれから68回目の8月15日、です。

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Author:kiyo & yoko
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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