朝倉古墳群(今治市) その4 野々瀬古墳群

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 今治市の東南端にある「野々瀬古墳群」。6世紀後半から7世紀後半にかけて造られた円墳群。昭和初期には凡そ100基以上が確認されていましたが、戦後の食糧増産に伴い林が開墾され古墳も破壊されたそうです。現在では20基程の墳丘や石室が残っています。古墳はお墓なので大切に保存されるべきでしょうが、今を生きる人の生活も考えますと、折り合いの付け方は難しいです。

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 その野々瀬古墳群の中で一番大きい「七間塚古墳」。構造や出土品から7世紀前半に造られたとみられています。墳丘の直径は18m、高さは6mです。

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石室の奥行きは9m、高さは2.2mあります。石室の入り口の上に置かれている大きな石に目を惹かれます。それを支える縦に積まれた石組も丁寧に出来上がっています。1,400年の時を経てもなお、揺るぎない姿を見せています。

「五間塚古墳」は二番目に大きく、「王塚」とも呼ばれているそうです。直径は15~16m。
石室への穴を進むと、玄室(石室本体)との境の両脇に縦に袖石が構えられているそうです。
玄室の高さは2.6m、最大幅2m、奥行きは6mもあります。石材は大型の花崗岩が用いられています。

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こちらは大小3つの円墳が肩を寄せ合っています。両親と子供、かな。

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今回、初めて訪ねて来ましたが、朝倉にこのような古墳群があるとは思いもよりませんでした。教科書などに出て来る古墳とは違いますが、古代の人々が死者を祀る思いに違いはないでしょう。今回回った他にも、2か所の古墳群があるようです。それも合わせて、次回はもう少し時間をかけて歩いてみようと思います。


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朝倉古墳群(今治市) その3樹之本古墳と一本松古墳

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 「多岐宮古墳」から県道へ戻り南東へ300m程の所にある「樹之本古墳」。前方後円墳ですから時代的には他の朝倉の円墳より1世紀以上は古いはずで、相応の勢力を持った一族の長のお墓かも知れません。ここからの出土された埴輪などは東京国立博物館にも保存されているほどの貴重な物で、特に「漢式獣帯鏡」には「長相思 母常忘 楽未央」という九文字の銘があるそうです。現物を見てみたいと思います。

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 ただ、古墳の規模は小さく、高さもありません。それと知らなければ気づかず通り過ぎでしまうかもしれません。その古墳の上には近隣にあった浄禄寺を開き、水路を作った尼僧が祀られているそうです。

 「樹之本古墳」の直ぐ近くに「一本松(根上り松)古墳」があります。こちらも小さな円墳で、台風で松の根元から銅鏡が出土したことで発見されました。古墳脇には多岐宮などへの道程を示す石碑があり、この松も一里塚として植えられたのか、とも言われているようです。

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 ここから更に3㎞程南東にある一番規模の大きい「野々瀬古墳群」を目指します。
 

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朝倉古墳群(今治市) その2 多岐神社古墳と禰宜古墳

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 牛神古墳から県道155号線を南東へ200m程進みますと多岐宮への案内板が見えます。それに従い田園の中を山間へ向かって入って行きますと、多岐神社本殿に至ります(由緒ある神社ですが、ここのご案内は別稿で)。

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 神社本殿右脇から雑木林の中へ、探検家になった気分で道なき道を分け入って行きますと東西凡そ300m、南北凡そ100mの範囲に多岐神社古墳群があります。一面、木々落ち葉や折れ枝が地面を覆っていますので注意して下さい。蜘蛛の巣が至る所にありますから帽子は必需品で、足腰や方向感覚に自信のない方は1人では歩かない方が良いかもしれません。また夏でも長袖長ズボンが必要かと思います。

 一見、何気なくみえる雑木林の中には5世紀から7世紀の間に造られた30基ほどの横穴石室を持つ小さな円墳が点在しています。その殆どは高さ、直径とも1m程の小さな古墳ばかりです。一番大きなものでも直径15m、高さ3mほどです。それぞれが独立した古墳というより、神社の裏山全体が大きな古墳で、その中に一つ一つ石室が造られていった、と言う感じもします。少し盛り土された感じの所が古墳ですが、樹木が立っていますから、石室が開かれていなければ、古墳とは気づかないかも知れません。もしかすると、まだ発掘されていない石室があるかも知れません。

手前の石組みが石室の入り口です。

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樹木の根元の盛り上がった所が古墳です。

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 多岐神社の参道入り口付近に禰宜屋敷古墳群があります。6基が確認されていて。多岐神社の禰宜さんがこの近くにあったことから名づけられた、とも言われています。見た限りでは、古墳の上の僅かな部分だけが道路上に現れている感じですが、直径13m程の墳丘だったと推測されているようです。ここから出土された土器などは朝倉古墳館に保存されています。

 ここから500mほど、古墳館へ戻る方角にある樹之本古墳へ向かいます。



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朝倉古墳群(今治市) その1

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 今治市の南東部の田園地帯の朝倉。ここには5世紀から7世紀にかけて造られた古墳が多数あります。古墳と言っても、教科書などに出て来る巨大な前方後円墳ではなく、直径数メートルほどの小さな円墳ですが、その数300基以上もあったと言われています。その内7か所、50基ほどは見学が可能です。

 日本の古墳時代は3世紀半ばから7世紀末頃までと言われています。その内6世紀末まで九州から東北まで各地に前方後円墳が造られました。その後、円墳や方墳などが造られました。ですから、朝倉の古墳群は、古墳時代の後半期に造られたのでしょう。この頃に造られた古墳で有名なものは奈良の蘇我馬子の墓と言われる「石舞台古墳」や壁画で知られる「高松塚古墳」があります。聖徳太子が摂政になったのが6世紀末、法隆寺もこの頃に建てら新しい時代を迎えよとした頃に、その中心地にある飛鳥に残されたものと規模や内装は違うとは言え、これらと同時期に朝倉でも円墳が造られていたことには一入の感慨があります。

さて、古墳巡りに出発します。全てをぐるっと回っても15~20㎞程ですから、ウォーキングでも一日で回れるでしょう。また朝倉地区の他の見どころもあわせてのサイクリングも楽しめます。

 出発は「ふるさと美術古墳館」がよいでしょう。広い駐車場もありますしレンタサイクルも備えられています。古墳館には朝倉で出土された土器や石器などが展示されるなど、朝倉の歴史を一覧することができます(館内の写真撮影は禁止されています)。公園内には宿泊施設、スポーツ施設なども設けられています。

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奈良時代の井戸の遺構が復元されています。深さは80mもあるそうです。
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園内には日本一、スリルのある滑り台もあります。

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 ここから古墳巡りを始めます。北へ2㎞程の所に「牛神古墳」があります。6世紀後半に造られたと推定されている、直径13m、高さ4mの円墳です。横穴式で内部には2つの埋葬遺構があり、ご夫婦で埋葬されたのかも知れません。土器や装身具などが出土され、墳丘に隣接して展示館があり外部から見ることができます。

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ここから南へ1㎞余り、多岐宮古墳と樹之本古墳へ向かいます(続く)。



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ゆめしま海道「カミイチ」サイクリング 最終回

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 生名島から「ゆめしま海道」二つ目の橋、弓削大橋を渡りいよいよ弓削(ユゲ)島へ。ここは通称「honey島」。えっ、honey島?この島は私と同学年で弓削島ご出身の方の愛称がhoneyさん。それが所以でそのお友達の間ではhoney島として知れ渡っています。

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 弓削島は南北に長い島で、北端に標高325mの三山、そこから南へ標高200~300m程の山が三つ連なり島の中央からやや南寄りの狭い平坦部に至ります。ここが島の中心地になります。その南には標高142mの久司山があります。ですから上から見ても横から見ても瓢箪型の島です。

 周囲20㎞程の島ですが、島内の久司山には古墳があり、また平安時代には後白河法皇の荘園となり塩を献上していたそうで、小さいながらも歴史のある島です。

 弓削大橋を渡り、島を時計回りに外周道路を走ります。島の西海岸の北部、凡そ6㎞はほぼ海沿いの平坦なコースです。サイクリングコースを示すブルーラインが引かれ路面も整備されて快調に走れますが、生活道路にもなっているようですので、スピードは控えめに。

途中にある、海水温温浴施設「潮湯」

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 島の北端に至ると、何とUターンの表示。ただ地図を見ますと、そのまま東海岸へ回ることができるようでしたから、取り敢えず直進。

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 ただ、ここから東海岸を経て島の中心部へ戻るまでの7㎞ほどはアップダウンの連続です。93m、65m、そして54mの峠を越えて行きます。ただ、大島の東海岸は峠を越えた都度、一度海岸線に戻るのに対し、弓削島の東海岸は中腹の上り下りの繰り返しなので高低差はさほどでもありません。また道幅も車両が擦れちかえる程度にはあり路面状態も悪くありませんから、トレーニングには適していると思います。残念ながら今回は天気があまり良くありませんでしたが、好天時の高台からの見晴らしは素晴らしいだろうな、と思います。
 
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山羊さんとも出会いましたよ(置き物ではありません)。

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 このコースだけでは物足りない健脚の方は、先ほどのUターン地点から島北部の三山へのヒルクライムも面白いと思います。

 島の中心部の東側の法王ヶ原にある松原海水浴場は白い砂浜と松林が広がる快適な海水浴場です。

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 その松林の中にある「弓削神社」。ここにはこんな大きな丸い石が鎮座しています。さて、この石、何の象徴でしょうか。

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 先ほど、弓削島には古い歴史があるとご紹介させていただきましたが、その歴史の中で、この島の名に関わるのが、物部氏の一族である弓削氏です。ここは奈良時代、弓削氏の荘園でもあったことが由来のようです。弓削氏と言えば、思い浮かぶのが弓削道鏡。8世紀に登場する禅師で、760年代には女性の孝謙上皇(後の称徳天皇)の近くに侍り看病し寵愛を受け、太政大臣から法皇となり権勢を誇り天皇の位まで狙うようになりました。ところが宇佐八幡宮のご神託により皇位に就くことはできず称徳天皇ご崩御により下野の国に下向、そこで没しました。
 ところで、この道鏡に関する大人の伝承として、「道鏡には座ると膝が三つあった」と言う説があります。所謂、巨根。それに因んで、この大きな丸い石が据えられているようです。その呼び名は「金玉石」。
 道鏡の人生からは直接、弓削島との関わりはないようなのですが、弓削氏の荘園だったこともあり法王ヶ原の名と共に伝説を偲ぶ縁となっています。

 弓削神社を後に、島を南下します。ここからは海岸線を離れ約3㎞程、久司山の中腹へと上ります。最高地点は95m。上り終わって1㎞弱の所に、左に折れる海岸線への下り坂があります。
 
 外周コースへ戻り坂を下ると西海岸。ここも生活道路になっていますのでスピードは抑え目に。
 この後、弓削島大橋へ戻り、佐島に向かいます。

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 佐島には外周をぐるっと回るコースはありません。島の北部を回る道はありますが、南部へは東側と西側にそれぞれ道路があり、特に西側の道は3㎞余りのアップダウンを繰り返しますと、かくれビーチと呼ばれる砂浜に出ます。恐らく夏に来ても、殆ど人がいないゆったり過ごせる浜ではないでしょうか。ここから4.5㎞、島の北部へ引き返し三度、弓削島大橋を渡り、弓削の港にもどりました 。

橋ができても、船は島民の貴重な足です。

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 この日は夕方から同窓会があったため、上島四兄弟のサイクリングは半日しか日程がとれませんでした。次回のサイクリングには、時間の余裕を持って、できれば島泊をして、岩城島の積善山や弓削島の三山のヒルクライムにも挑戦し、それぞれの島内をじっくり回ってみたいと思います。

 それとは別に、3月には二人で「ゆめしま海道いきなマラソン」にも参加する予定です。今回とは違った風情と人情に触れあうことを楽しみにしています。

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ゆめしま海道「カミイチ」サイクリング その2

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 一度、広島県因島へ渡った後、フェリーに5分乗り上島町に戻って来ました。生名(イキナ)島。ここから佐島、弓削島が2本の橋で繋がれていて、これが「ゆめしま海道」です。そしてもしかしたら横浜まで自転車で行ける?フェリーで因島へ戻れば、しまなみ海道から国道2号、そして国道1号を走れば行けなくもありません。多分、チャレンジした人は何人もいると思います。勿論、この看板の横浜は、神奈川の横浜ではありません、念のため。

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 生名島には一周約10㎞の外周道路があります。ほとんどが平坦な海岸沿いで、小さな岬を回る度に様々な表情を見せてくれる瀬戸内の島影を望むことができます。島の東側が島の中心地で住民の方の生活道路にもなっていますので、要徐行です。島の北に標高138mの「立石展望台」への上り坂があります。ここへのチャレンジは次回の楽しみにとっておきます。

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 島の島南端から生名島を渡り佐島へ渡ります。ここからが「ゆめしま海道」。そのまま1㎞程進むと弓削大橋に至りますあいにくの曇り空でしたが、天気が良ければ美しい海と島が望めるはずです。

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生名橋上からの瀬戸内海。
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生名橋から見下ろす佐島。
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弓削島から見る弓削大橋。
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次回は弓削島外周コースを紹介させていただく予定です。

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ゆめしま海道「カミイチ」サイクリング その1

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1月2日、夜明け前の今治港。徘徊している訳ではありません。

 この日の目的地は「ゆめしま海道」。あまり馴染みのない海道かもしれません。「しまなみ海道」で結ばれている広島県因島のすぐ南側にある愛媛県上島(カミジマ)町にある3つの島を2つの橋で結んでいる海道です。海道そのものの距離は短いのですが橋を渡るだけでなく、3つの島とまだ橋が通じていない隣接する1つの島には外周、若しくは縦断する道路がありサイクリングやランニングを楽しむことができます。合計4つの島=弓削(ユゲ)島、生名(イキナ)島、佐島、そして岩城(イワギ)島=は「上島四兄弟」と名付けられ、その4つの島のが外周全てを回りますと(一部、行き止まりを往復するのも含めて)凡そ55㎞になります。それ以外にも、健脚向けには標高370mの山頂を目指すヒルクライムや、アップダウンの続く島の中腹を走る道もあります。ただ、民家の脇や集落を抜ける道もありますので、その辺りはのんびりと瀬戸の風情と人情を楽しんでください。4つのそれぞれの島に違った表情があり面白いコースです。

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 現在、上島町では「ゆめしまエコツーリズム」と銘打って、地域の魅力を観光客に伝え、その価値や大切さが理解され、保全につながって行くことを目指す取り組みがなされています。シーカヤックやポタリング(自転車散歩)、ハイキングの3つのコースがあり、2時間程度から40㎞、またキャンプツアーなどが実施されています。目的や体力に応じて幅広く島を堪能することができます。詳細は上島町観光協会(0897-72-9277 www.kamijima.info )まで。
 
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先ず、今治港から最初の島、岩城(イワギ)島を目指します。この高速船には自転車を乗せてもらうことができます。なお上島町近隣の航路では観光で訪れる人限定で自転車を無料で乗せることもがきます。港の案内所でパンフレットが貰えます。

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上島四兄弟へ向かう船上から夜明けを迎えることになりました。

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 岩城島初上陸。

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 ただ、曇り空で肌寒く、大晦日のしまなみ海道三島イチや元日の初詣お遍路ランほどテンションがあがりません。しかも、この日は夕方から中学の同窓会があるので1時半頃の船で帰らなければならず、慌ただしい行程です。それでもカミイチ完走をめざし、外周コースは約15㎞。港は島の南にあります。時計回りに島の北東部までの約9㎞はほぼ海岸沿い。一部、未整備区間もあります。北東部から南部までの2.6㎞程は48mの峠を越える内陸部の道になります。あまり海は望めませんが快適な路面です。港近くまで戻って来ますと、民家の中を抜けます。スピードは抑え目に、町並みを楽しんでください。

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 岩城島の一番の観光地は島の中心の積善(セキゼン)山。標高369.77m。南北両方から車でも登れる道が通っています。勿論、自転車でも。桜の名所だそうです。今回は、時間的(体力的?)に登ることができませんでした。次回はチャレンジしてみたいと思っています。
 
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海上から望む積善山

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 岩城島はまだ他の3島と結ばれる橋は完成していません。移動は船になります。岩城港から丁度良い時間帯での出航がなかったので島の北東部にある長江港に引き返しました。ここから一度、フェリーで広島県の因島へ渡り、別航路のフェリーで上島町の生名島へ戻ることにしました。

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岩城島から因島へ。川幅程しかない水道を通り抜けます。

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因島から、上島四兄弟の一つ、生名島へ戻るフェリー。

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しまなみ海道「三島イチ」サイクリング その3(ペダルよ あれが バリィの灯だ)

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これは、伯方島の北海岸から望む愛媛県(左側)と広島県を結ぶ多々羅大橋です。

多々羅公園から大三島東海岸を南へ4㎞程で大三島大橋を渡り伯方島へ戻って来ました。かなり陽は傾きかけています。大島の亀老山からの夕日を眺めるまでの時間はあまりありません。伯方島外周を諦めて伯方島西海岸の来た道を戻る最短コースを走ればギリギリ間に合うかもしれません。その一方で、今回の目的が三島全ての外周コースを一周すること。

伯方・大島大橋まで伯方島の北から東、そして南を回る約15㎞。その内、海岸沿いは半分弱しかありませんが、整備された道路を快適に走ることができます。時間があれば伯方島島内にも、開山展望台やふるさと歴史公園など、小高い山の上から見晴らしの利く場所もあるのですが、今回はパス。

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伯方島から見る大三島大橋。

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伯方島から見た伯方・大島大橋。

大島へ戻り西側の外周コースを走ります。来島海峡大橋まで約16㎞。一部、未整備の所もありますが、適度なアップダウンや平坦な快速路、また島の漁村や集落を通り抜けるなど変化に富んだコースです。

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こちらは大島から見た伯方・大島大橋。

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来島海峡大橋近くまで戻ってきました。2016年大晦日の夕日はここで眺めました。

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スタート時間が遅かったため、駆け足サイクリングになってしまいましたが、次回は余裕を持って、途中の面白そうなところにも立ち寄ってみたいと思います。

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来島海峡大橋から見下ろす今治市街地。今治市のゆるキャラはバリィさん。今治のバリから名づけられたようです。

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130kmを走り終わって戻って来ました。
後で知ったのですが、毎年、中島のトライアスロン大会でお世話になっている方が、夕暮れ時の大島西海岸を私の5分か10分ほど前に走っていたようです。


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しまなみ海道「三島イチ」サイクリング その2(大三島)

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 大三島の南海岸から時計回りに西へ向かっていると、「地獄谷観音」と言う看板が右手に見えてきました。先を急ぎたいところですが、「すぐそこ」という矢印に惹かれ立ち寄ってみました。地獄谷と言う名にも興味が湧きました。「すぐそこ」より少し長い坂を上り更に階段を上がると本堂があります。「十一面観世音菩薩」と彫られた石碑が目に入りました。本堂に安置されているのでしょうか。玄関が閉まっていたので確かめることもできず、引き返しました。

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 南海岸は整備された道路で快適なサイクリングを楽しめます。今年の国体の自転車ロードレースのコースになるようです。遠く、来島海峡大橋も望めます。

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地図では一部の区間が途切れていますが、今はトンネルで繋がっています。トンネルから先の適度なアップダウンを越えると、島の西側へ出ます。ここからはみかん畑の山間を縫って走ります。少しだけきつめの坂を三つほど超えると、大三島の宮浦へ着きます。トンネル出口から8㎞余りです。ここは大山祇神社の門前町です。神社には何度も参拝させていただいていますので今回は立ち寄りませんでした。
 
 宮浦港。かつては今治や近隣の島々を結ぶフェリーなどが発着していたのですが、現在、定期航路はなくなっているようです。門前町らしい桟橋が少し寂しく見えました。

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 宮浦から更に北上。ここも海岸沿いの道ではありません。長めの坂を上り終えると広島県の山並みが目に飛び込んできます。爽快に坂を下ることができます。

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 島の北部から東部にかけての道路も整備がされています。そして宮浦から凡そ15㎞で「多々羅(タタラ)しまなみ公園」に着きます。ここからの「多々羅大橋」を見あげる写真はサイクリストの定番ですね。ここで一休みしたのですが、これが当日最後の予定を狂わせてしまうことになりました。

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                                   (続く)


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しまなみ海道「三島イチ」サイクリング その1

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日付は遡り、平成28年12月の大晦日。「三島(サントウ)イチ(仮称)」サイクリングに出かけました。サイクリストにとって「○○イチ」と言いますと、○○を一周するということ。
例えば「アワイチ」は淡路島一周、「ビワイチ」は琵琶湖一周。その他全国各地に○○イチはあります。その多くは100㎞以上、中には200㎞越えのコースもあるようです。

 そしてサイクリストにとって今治と言えば、尾道市との間の「しまなみ海道」。片道70㎞。往復すれば「しまイチ」と言えるかも知れません。

 そのしまなみ海道上に、行政区が今治市に属する島が三つあります。大島、伯方島(ハカタジマ)、そして大三島(オオミシマ)です。それらの島々には、しまなみ海道の他に島を一周する道路があります。その大部分は各島の外周コースとしてブルーラインの引かれたサイクリングコースが設けられています。それをぐるっと回ると、110㎞余り、今治市の糸山サイクリングターミナルを発着点とすれば凡そ130㎞の道のりのサイクリングを楽しむことができます。ただ、島の外周コースとは言え、海岸沿いの平坦なコースだけではありません。島の岬を越える峠やみかん畑の中を越える坂などもあり、ほぼ同じ距離となる「しまなみ海道」を往復するよりも厳しいコースではないかと思います。それでも、それぞれの島によって、違った瀬戸内に触れることができ、飽きさせてはくれません。そこで勝手に「三島イチ」と言う名を付けてみました。

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 糸山を出発したのは午前10時過ぎ。前日、高校の同級生と深夜まで飲み歩たアルコールが抜けるのを待ってのスタートでした。事前の予定より既に2時間遅れ。夕暮れ前には戻って来たいところです。予定のコースは「来島海峡大橋」を渡り、大島の東側を回ります。「伯方・大島大橋」から伯方島の西を通り「大三島大橋」へ。大三島は南から西へ時計回りに回り、伯方島へ戻ります。伯方島を北から東へ時計回りで走り大島の西を通り糸山へ帰ってきます。
 夕方、時間があれば、大島南部にある夕日の名所「亀老山」へ登ろうと思っています。

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 来島海峡大橋の直ぐ西にあるこの島には、明治時代、日露戦争に備えた要塞跡が残っています。

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 先ずはウォーミングアップ代わりに7㎞余りの来島海峡大橋を渡ります。橋上からは、瀬戸の島々や石鎚山系がくっきり見えます。

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 最初の島、大島。しまなみ海道推奨コースは海沿いではなく、島の真ん中を抜けて行きます。海沿いですと、島の西側を回る道にサイクリングコースを示すブルーラインが引かれています。一方、島の東側はアップダウンの繰り返しの上、道幅が狭く、枯葉は折れ枝で覆われた所や、崖から崩れ落ちた石ころが散乱しているところもあり、サイクリングには適していません。ただ、十分に注意して走ればトレーニングにはなるコースです。路上から眺める瀬戸内海の島影や石鎚山系は絶景です。

 三島イチを達成するために、先ず大島東コースを走りました。

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来島海峡大橋を渡り終え南東へ凡そ3㎞、挨拶代わりに最初の峠を越えると東海岸へでます。この後8㎞程は海岸沿いの山のを上っては下るを繰り返します。ここが要注意箇所です。ここを過ぎて友浦とから宮窪にかけての5㎞ほどは島で暮らす人たちの生活に接する道なります。スピードを落として、時には立ち止まり瀬戸内の風情に触れ合って下さい。宮窪には「村上水軍博物館」もあります。

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 大島の北端から「伯方・大島大橋」を通り伯方島へ渡ります。伯方島は「しまなみ海道」の推奨コースに沿って北へ。伯方島から「大三島大橋」を渡り大三島は時計回りに進みます。

 「しまなみ海道」を何度も走られた方でも、この位置からの「大三島大橋」を見上げた方は少ないのではないか、と思います。

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初詣ラン(今治市内のお遍路札所巡り)

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 遅ればせながら、新年おめでとうございます。
 
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 キヨタは実家のある今治で年末年始を過ごしました。毎年、ヨーコは京都の実家で新年を迎えています。たまには別々もいいかな。

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 元日は、今治市内にあります四国八十八か所霊場の内の6か所を回る初詣ラン。実家からぐるっと回るとほぼ30㎞になります。途中、歩き遍路の方々を見かけました。そして自転車で八十八か所を全部回っている人にも出会いました。それだけでも凄いなぁ、と思ったのですが、その後に「走り遍路」というゼッケンを付けた人と擦れ違いました。呼び止めるわけにもいきませんので詳細は分かりませんが、走って回っているのでしょうか。荷物はなくかなりの勢いではしっていたので数回に分けているのかもしれません。

 昨年に続き、好天に恵まれ、季節風も殆どなく、気持ち良く走ることができました。今年も良い年になりそうです。
 皆様の、この一年も良い年でありますように。

 市内の札所は殆ど市街地ですが、時にはこんな道やら、あんな坂なども走ります。

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道中には道案内がありますから、初めての人でも迷うこともないでしょう。

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kiyo & yoko

Author:kiyo & yoko
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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