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 1986年7月6日に第1回トライアスロン中島大会が開催され、今年で32回目を迎え、ました。国内では、鳥取県の皆生や沖縄県の宮古島などが歴史ある人気の高い別格の大会ですが、それ以外で32回も続いている大会は片手で数えられるくらいしかないはずです。

 キヨタはその前年の9月、28歳でトライアスロンを始めたくてロードレーサーを購入しました。中学から中距離ですが陸上競技の経験があり、瀬戸内に育ったので海で泳ぐことは怖くありませんでした(但し、木槌=金槌のように沈むことはありませんが、前には進まない)。そして、翌年の宮古島や皆生へ申し込みをしましたが、当時は実績優先。参加は敵いませんでした。始めたのは良いけれど、いつになったら、どこの大会にでられるのだろう、とモチベーションが下がりかけた時、出身地の愛媛県にある中島(当時は愛媛県温泉郡中島町)で大会が開催されるとの情報を得て、即座に申し込みました。運良く、第1回の参加者165人の内の1人に選んでもらえることができ、そこからキヨタのトライアスロン歴が始まり、中島大会は1度として欠席することなく今年で32年連続参加することができました。もし、あの年に中島大会が開催されておらず、または参加することができなかったとしたら、その後のトライアスロンへの取り組みは随分変わっていたかも知れません。その意味でも、とても恩義を感じている大会です。

 ただ、キヨタが参加し続けている訳は他にもあります。

 この大会では、年齢の上下なく、背中を追いかけて行きたいトライアスリートや大会関係者の方に多く出会え、再会することができます。必ずしも、競技者としてのレベルが高い方々だけではありません。地元で地道に活動されている方々も多く参加されています。皆さんとても暖かく、楽しく、そして真摯にトライアスロンと向き合っておられます。年に1度しかお会いできないのが勿体ないような方々が沢山いらっしゃいます。たまたま宿で相部屋になった方、協議説明会で隣に座った方、大会前日の試泳中に顔を見合わせた方、大会の縁の下から支え下さっている方。その方々にお会いしたくて、毎年、中島に戻っています。

 そして島の皆さんの篤いご支援も嬉しいのです。島へ渡るフェリーで出会った方との語らい、レース中に応援をして下さった方との交流。今年は、島に住む87歳の方のご自宅にお邪魔しました。その方のご自宅は自転車コース沿いにあり、2年前にヨーコが走っている所を応援して下さり、その年の冬にはみかんを一箱送って下さいました。それまでは全く面識も何もなかった方でした。そのお礼にと、昨年の大会前日にご自宅にお伺いしたのですが、何とその一日前に倒れられ病院へ入院、ご家族にもお会いすることができませんでした。幸いにもその後、無事退院され、昨年冬にもみかんを送ってくださいました。そして、今年、再度お伺いさせていただき、漸くお会いすることができました。その方の息子さんはキヨタと同い年。縁を感じました。大会当日は沿道でご家族揃って応援してくださいました。

 このようなことは何処にでもあることなのかも知れませんが、私たちにとっては、かけがえのない出会いの場であり、心安らぐ島なのです。

 さらに今年は、このブログを読まれたのが切っ掛けで中島に初参加されたアスリートの方とお会いすることができました。大会を、そして中島を楽しんでいけたなら幸いです。



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瀬戸内海の芸予諸島の中の小さな島にある古城跡。とは言え、天守閣や城郭の跡どころか石垣さえもありません。しかし、目の前は瀬との急流。守るに安く、攻めるに難い城だったでしょう。それ以上に、海を往き来する水先案内人として、そして時には海賊として自在に船を操る水軍の拠点だったろうと思われます。

 岩城島にある小高い丘。ここに城跡があったと知っていて上った訳ではありません。頂には八幡神社があると聞いて、朝イチの散歩に出かけました。

 石段の上り口には鳥居があり、上りきると社がありました。ただ周りは木々に囲まれて海の眺望はそれほど良くありません。

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 境内を一回りすると、「亀山城址」の案内板が立っていました。「あぁ、ここは昔、お城があったのか。」

 案内板によりますと、亀山城の築城は1392年。この年は南北朝が統一された年ですが、南朝最後の天皇が後亀山天皇。特に所縁はないようです。城主として村上義元他、村上姓の4人が挙げられています芸予諸島で村上と言えば村上水軍。1349年頃には既に岩城島からほど近い弓削島で海上警護の任に当たっていたと言われますから、この村上4人も当然、村上水軍の一族でしょう。冒頭にご紹介した、城の位置取りでもよく分かります。

 社殿のある場所が主郭だったそうですが、当時のことですから壮大な天守閣などはなかったはず。主郭を挟んで南北に小さな郭があったようですが、狭い敷地ですから、本宅と離れ見たいな感じでしょうか。

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社の裏側には長い歴史を見続けたであろう樹木が根を張っています。

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社殿への石段だけでなく、坂を上って頂きにでることができます。

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 丘の下の南端、海に面し岩礁ビットがあり、水軍の船の係留地跡とも、また鳥居用の柱穴であったとも言われているそうです。

 木々の合間からも、その流れの激しさが分かる川幅ほどもない海峡は、操船を鍛錬し、水軍として活動するには絶好の場所だったのでしょう。今から700年以上も前、当時の城主はどのような思いで海を見つめ、家臣や島の人たちの生活を守っていたのでしょうか。

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 8月4~6日。東京都港区にあるスポーツセンターで知り合い30年以上の付き合いのあるランニング仲間との毎夏恒例の四国島巡りの旅。今回は8人で愛媛県上島町を訪ねました。

 上島町は、瀬戸内海中部、広島県と愛媛県の間に点在する芸予諸島の中にあり、弓削島、生名(イキナ)島、佐島、岩城(イワギ)島、魚島(ウオシマ)の他、幾つかの島々でできています。しまなみ海道の東側にあり、本州・四国側からの橋は直結しておらず、船でなければ渡ることのできない島々です。橋ができて便利にもなったのでしょうが、やはり瀬戸の島へは船で渡らないと旅情はでませんね。

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 先ずは、今治から高速艇で1時間ほどの弓削島へ。お昼前に弓削島・佐島・生名島を結ぶ3本の橋で1時間ほど走りました。このルートは「ゆめしま海道」と呼ばれていて、3月にはマラソン大会も開催されています。

今治港にできた「ハーバリー」から望む瀬戸内海。
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ゆめしま海道の一つ「弓削大橋」から見下ろす瀬戸内海。
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弓削島では土曜の夜に行われる「ふるさと夜市」の準備がされていました。
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 午後は弓削島北部のランニングを予定していたのですが、あまりの暑さに予定変更。港前の広場で乾杯。夏の海を眺めながらのビールは格別です。ここで弓削島ご出身のhoneyさんともお会いしました。瀬戸にお似合いの穏やかな方です。

 ここで後発組と合流し、宿泊先である岩城島へ向かいました。

 2日目の朝、キヨタとヨーコは自転車で島一周のサイクリング。凡そ12㎞の間に信号はなく、また適度なアップダウンもあり、快調に走りました。昼前に岩城島から宿のクルーザーで10分ほどにある無人島「津波(ツバ)島」へ渡り、海水浴と、バーベキューそして釣りを楽しみました。

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津波島の海はとても綺麗です。

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 夜は、宿のクルーザーを貸切り、弓削島で行われた花火を海上から見物。真上に上がる花火を、多少火の粉を浴びながら見上げるのは、地上で見るのと違う迫力がありました。

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 3日目、名残惜しい朝を迎えました。今治に住んでいますと、島は日帰りが多いでしょうが、時には島泊(シマハク)をして、瀬戸の夕凪を感じ、星空を見上げ、朝日を迎えるというのも新鮮な気持ちを味わえると思います。
 
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瀬戸内海の島の岬を回って見えて来る船を見るのが好きです。

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岩城島には懐かしい風景にも出会えます。

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 僅か2泊3日の短い夏休みでしたが、命の洗濯ができました。この仲間との瀬戸内海島巡りでは芸予諸島を中心に10島ほど訪ねましたが、まだまだ行っていない島もあり、さて来年は何処に行こうかな、思いめぐらせています。

最終日は台風の影響で、いつもは穏やかな瀬戸内にも白波が建っていました。

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 2,017年の夏、横浜~今治3週末連続往復の第2周目は、今治城の内堀で行われた「海上自転車競走」への参加でした。

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 お城のお堀で行われるのに何故か「海上」。それは舞台となる今治城は築城の名手、藤堂高虎により築かれた海城で、内堀は瀬戸内海と直接繋がり海水で満たされているからです。その内堀の海水面を走る自転車競走大会も今年で3回目を迎えました。造船と自転車の街、今治にはうってつけのイベントです。

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 大会には個人戦、チーム戦(1チーム5人のリレー形式)、そして自作船の三つの部門があります。個人戦とチーム戦は大会側が用意した自転車で、そして自作船の部は参加者自らが規定の範囲内で作成した自転車を持ち込んでの競争です。全部門を合わせ小学生から70歳代の方まで凡そ160人が参加し、暑い夏の日差しと海水面からの照り返しを受け、真剣にそして楽しい一日を過ごしました。

 個人戦とチーム戦で用いられる大会側が用意する自転車は、二つのフロートの上に車輪のない自転車を固定させたものです。ペダルを漕ぐとチェーンで繋がれ水面下にあるプロペラが回転する仕組みです。プロペラは直径50cmほどしかなく、水面近くにありますので、力を入れたり回転数を上げてペダルを漕ぐと空回りしてしまい推進力を得られません。程よい力加減でクルクル回すのがポイントのようです。私たちは2年連続での参加。初体験だった昨年は狙っていた入賞に届かず、今年こそは、との思いでの参加でした。

 コースは今治城の大手門に繋がる坂道下からスタートし、L字型に設けられたコースを往復する600mです。脚力もさることながら90度のコーナーと折り返しの位置取りも重要な勝負の分かれ目になります。

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 個人戦は各組5人ずつ、十数組に分かれてのタイムレースです。スタート前の抽選の結果、私たちは同じ組でキヨタが1コース、ヨーコは3コースでの出走となりました。思わぬ形での夫婦対決となりましたが、勝ち抜き戦ではないのでお互いに好タイムを出せば良いのです。健闘を誓い合ってのスタートとなりました。

 スタート時、キヨタは昨年の反省から少し力を抜いて漕ぎ始めました。しかしこれが失敗。直ぐに他の自転車に先を越されてしまいました。海上自転車の漕ぎ方は奥が深いようです。一方、ヨーコは両隣の自転車に挟まれ接触し思うように進めていないように見えました。スタートの遅れを取り戻したいキヨタでしたが、目前を先行する自転車のプロペラが立てる泡の後ろに嵌ってしまい推進力が逃げてしまいました。それでも何とか差を広げられることなく折り返しに差し掛かりました。ヨーコは相変わらず思うようなコースを取れず苦労しているようです。
 キヨタは折り返してもうひと踏ん張りしようと思ったところ、突然チェーンが外れ海上に漂うことになってしまいました。ここで見せ場を作るとすれば、堀に飛び込んで泳いで自転車を押すことでしょうが、それにしては自転車が重そうです。しかも折り返し地点はメイン会場からはお城の石垣に隠れて見えないので、誰も見ていない所ではあまり効果的なパフォーマンスでもなさそうです。多分、ゴール直前ならそうしていたでしょう。暫しどうするか迷った末、自転車を降りフロートに捕まってチェーンを戻し再スタートすることができました。
 ただ、マシントラブルが原因だったため最後の組の後に再レースをさせてもらうことができました。結果は芳しくありませんでしたが、2回走ることができたのは幸いだったかも知れません。

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 自作船の部は、参加者が工夫を凝らした自転車を持ち込んで、タイムだけでなく見栄えも合わせて競い合いました。中には途中で進まなくなったり、海上分解してしまう自転車もあり、それはそれでこの大会の見どころではあるでしょう。優勝は地元の造船会社。日ごろの技術が生かされた成果ですね。チーム戦には本格的な自転車チームも参加し団結した力を見せていました。

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こちらは自走不能となり、曳航されている自転車です。
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 これからも、今治を代表する楽しいイベントとして定着し広がって行って欲しいものです。


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 ランの二周目、後半の5㎞は少し息を吹き返しやっとの思いでゴールし、鯛かつバーガーにも無事ありつけたキヨタでしたが、終わってみれば過去最低の記録。まぁ、年齢を重ねるのですから、記録が悪くなるのは当たり前と言えばそれっきりですが、なかなか「過去の自分越え」などという格好の良い結果を出すことはできません。

 トライアスロンのレースの距離は様々です。今、一番ポピュラーなのはスイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン1㎞の合計51.5㎞。オリンピックでもこの距離が採用されています。
トップクラスの選手なら1時間50分ほど、多くの人は2時間30分から3時間位で完走します。今治伯方島大会もこの距離です。私たちもこれまで何十回となくトライアスロンのレースには出てきましたが、今回はこの距離のレースとしては一番きつく感じました。

 まず、スイムの1.5㎞。砂浜からスタートして逆三角形に設けられたコースを反時計回りに2周します。当初は時計回りの予定でしたが、潮流の関係で反対回りになったそうです。スタートラインに立ったのは丁度300人。ほぼ100人ずつ、年齢の若い順に3つのグループに分かれ2分ごとにスタートします。キヨタは60歳以上の男性と女性全員での第3グループです。
 スタート前にコースを見ると、潮の影響でしょうか、最初のコーナーへ向かうロープが少し内側に歪んでいました。最短距離を取るにはスタート位置の一番外側から真っ直ぐコーナーの向かっていくのが得策のようでした。しかし、1組目が泳ぎだしたのを見ていますと、レスキュー隊の方が、外側を泳ぐ人を内側へ誘導する動きをしていました。そこで急遽予定を変更し、ほぼ真ん中辺りからスタートすることにしました。初めはバトルに巻き込まれることなく、スムーズに泳ぎだすことができました。しかし、最初のコーナーへの途中で前のグループの後尾に追い付きいたものの、外へ回り込むことができず、暫くは集団の中でもがいていました。予定通り、外からスタートした方が良かったようです。

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 潮の流れはあるようですが、透明度はかなり良好です。波やうねりは感じられません。第2グループの後尾から抜け出した後は暫く気持ち良く泳ぐことができました。ただ、第2コーナーからスタート地点へ戻るコースでは少し外側に流されてしまいました。1周目を終えた所でタイムは14分ほど。予定より2分ほど遅いです。
2周目では覚が掴め、周囲で泳ぐ人もまばらになってきました。最後の200m位の所でヨーコが右を泳いでいるのに気づきました。そのままスイムフィニッシュまで一緒でした。後で聞くと、ヨーコは最初から気づいていて、ほぼ一緒に泳いでいたそうです。タイムは28分03秒。とんでもなく遅いタイムですが、順位だけなら58番目でしたから多くの方は潮流に悩まされたのかも知れません。

自転車が並べられているトランジッションに戻ってみると、60歳以上の男子の中では、既にスタートしている自転車は見当たらず、先ずは予定通りスイムは年代別1位で終えられました。後は、バイクで逃げて、ランで粘って…、と思っていたのですが、バイクをスタートして1㎞もいかない内に思いは儚く砕け散りました。

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バイクコースは島の中央部を南から北へトンネルのある峠を越え、その後、西半分の概ね海岸沿いを時計回りに1周約13㎞を3周回します。峠越えの道はつらかった。ここで早くも息切れし少しもペースが上がりません。次々と追い越されていきます。トンネルを抜けると急な下り。キヨタでも50㎞/hオーバーで下れるような坂です。海岸沿いは一部を除きほぼ平坦。春に試走した時は向かい風に悩まされましたが、夏の高気圧の下でほとんど風は感じられませんでした(と言うより、風の抵抗を受けるほどには速く走れなかったようです)。途中ではしまなみ海道の橋を見渡せる所もあるのですが、眺める余裕はありません。
1周目を終わる前に同年代のゼッケンを付けた人に2人追い越され、気持ちも切れてしまいました。挽回できるほどの体力も残っていませんでした。それでも、沿道の島の皆様の応援には励まされました。
途中、ヨーコとは抜きつ抜かれつを3,4度繰り返しましたが、3周目の峠越えで一気に引き離されてしまいました。バイクだけで1時間43分もかかってしまい、サイクリングよりも遅い。原因はよく分かりません。敢えて探すなら、スタート前とレース中の補給不足でしょうか。

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ランに移っても体は動かず、最初から歩いてしまいました。片道2.5㎞を2往復する瀬戸内の急流や村上水軍の拠点となった島などを見渡せるコースです。坂の上から海岸へ降りる階段が付いているのも珍しい設定かも知れません。途中のエイドステーションで十分補給ができたからでしょうか、1周目を終わる頃から少し走り続けることができるようになりました。元気な中学生の応援もとても嬉しかったです。そして見かけた鯛かつバーガーのキッチンカー。ここでもう一度、元気をもらい何とか制限時間内ではゴールできました。
 
 レースの結果は別として、島の人たちとの距離が近い、とても温まる楽しい大会でした。国体イベント事業なので、来年も開催されるかどうかは分かりませんが、これからも伯方島を訪れる機会は何度もあるでしょう。その時には、今回のコースを走り、島の方たちの触れ合いを楽しみたいと思っています。

参加賞Tシャツの表と裏です。

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 今治伯方島トライアスロン完走後のお楽しみ、それはビールではなく…。

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 スイム1.5km、バイク40kmを終え、最後のランは片道2.5㎞を2往復。その1往復目を終えようとした時、会場内に停められた見覚えのあるキッチンカーが目に入った。「鯛かつバーガー」だ。地元の方が作られているバーガーなので、もしかしたら出店されているかなとは思っていましたが、やはり出しておられました。出店されている時とキヨタが今治に帰る時が合わず、最後にこのバーガーを食べられたのは3年ほど前だったでしょうか。懐かしい味を思い起こしつつ、早くゴールしなければ売り切れてしまう、と思う。すっかり疲れ切り、ほぼ歩くように走っていたキヨタですが、2周目は少し頑張りました。そしてゴール後、店主の方との再会の挨拶もほどほどに、早速バーガーをいただきました。

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伯方島は瀬戸内海の中部、広島県と愛媛県の間に点在する芸予諸島の中の一つで、広島県側からしまなみ海道を渡ってくると、愛媛県で2番目の島になります。2005年の市町村合併により行政区は今治市になりましたが、それまでは越智郡伯方町でした。海岸線長は53.5km。島の南部は最大時速19㎞の流れの速い海峡に面し、古来より海上交通の要所として戦国時代には村上水軍の城砦も築かれていました。「伯方の塩」は有名ですが、造船業や魚の養殖なども盛んです。

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 その伯方島で7月23日に、今秋、愛媛県で開催される国体のイベント事業の一つとして、初めてトライアスロン大会が行われました。キヨタ出身の今治市での大会なので、開催が決まった時から参加したいとは思っていました。ただ、初めての大会で、しかも開催の経緯が地元から盛り上がったものではなくトップダウンで決まったように思われましたので、どのような大会になるのか不安な面も多く、周囲のトライアスリートに積極的に勧めることはしませんでした。募集人数は300人でしたが、募集期間を過ぎても定員に至らずその期間も延びたようでした。
 
 伯方島へは、今治からしまなみ海道を渡って何度かサイクリングに行ったことがありましたが、5月の連休時に今回のコースを試走してみると、スイムコースは潮流の影響を受けそうで、バイクコースは島の中央部を横断するトンネル付き坂道、ランコースは階段付き。今まで参加してきた同じ距離の大会と比べて一番ハードなコースに感じました。けれど参加してみると、島の方々との距離が近く、小中学生の篤い応援もあり、とても良い大会でした。

前夜祭では、島の方々の手作り料理が数多く並べられていました。地元の方から『梅干しの土用干し』というのを教えていただきました。「土用」と言えば鰻ですが、この時期に梅を干すと、強い太陽の日差しに当たることで水分が飛び、皮や実が柔らかくなり色も美しく、さらに保存性の良い梅干しになるそうです。

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これは『いぎす豆腐』
今治市を中心に伝わる郷土料理です。海藻の「いぎす草」と大豆の粉を入れて煮溶かし醤油などで味付けをした後、冷やして固めます。この時期、ひんやりとした舌触りが心地良い健康食品です。
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♫ 瀬戸は 日暮れて
前夜祭を終え、明日のレースに向けて思いをはせます。

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