四畳半、玄関脇の流し台。

 瀬戸内海を渡り、多摩川を、さらに荒川まで越え、辿り着いたは草加宿。もうすっかり日が暮れちまった。いよいよ始まる一人暮らし。晩飯食べに入った蕎麦屋。出てきたうどんの汁(つゆ)が真っ黒。四国の透き通るような汁じゃないのかい。まるで泥水の中からうどんを引き上げるようで、泣けてきたぜ。18の春。

 ねぐらは4畳半、半畳の玄関脇に流し台とガスコンロ台。厠に風呂は勿論共同。電話だって大家さんからの呼び出ししかない。1ヶ月の家賃9,000円。
 春休みのトレーニング中に左足踝を骨折、普通に歩けないような状態だったことが一番辛かった。走ることさえ出来れば。それさえできれば、他の何も辛くはなかった。大学へ行っても陸上を本格的に続けるつもりだったから。

 あれから35年。馬齢を重ねただけ? 
いやいや、まだ、二人三脚、旅の途中なのだ。

*****************
今日の練習:ラン12km。鶴見川10kmコース58分15秒。
      二日連続してラン練習が出来たのは1年2ヶ月振り。
      

 

 

コメントの投稿

非公開コメント

No Title

貧乏の三点セット?
4畳半一間、流し台、共同トイレ。
お風呂は銭湯でしたわっ!
光熱費込みで10000円。。
なんか、よく似た生活でしたね。(笑)
今では、あたしの勲章的経験です。(^^ゞ

No Title

>honeyさん
 寂しくもあり楽しくもあった時期でした。
 風呂付の部屋に住めるようになったのは、それから7年後でした。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

kiyo & yoko

Author:kiyo & yoko
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR