8月3日(金)の朝、前夜に東京浜松町発の夜行バスで出発した先遣隊3名は今治に到着しました。私たち二人と千葉在住の女性です。この日午前中は、来島海峡の観潮船に乗っての渦潮急流見物です。観潮船乗船には千葉の方のご希望もありましたが、私たちも乗船は初めてでした。キヨタは地元で育ちいつも陸地や本州に渡る船から見ていましたので観潮船に乗ったことはありませんでした。(と言いますか、子供の頃には観潮船はなかったように思います。しまなみ海道が出来て以来、観光目的で運行されるようになったようです)。小中学生の頃は、海洋少年団と言う団体に所属していて、カッター(6人で漕ぐボート)の訓練で急流の中を漕いでいました。

今治城天守閣から望む今治市街地と来島海峡。海の向こう側の右に見えるのが大島。左端が糸山。大島と糸山の間を吊り橋3連橋で結ばれています。その吊り橋の下は流れが急で幅も狭いため、海運の難所になっています。その天然の要害を利用して、かつて村上水軍が栄えました。藤堂高虎もその制海権を握るため海に面した場所に今治城を築きました。写真手前に見える細長い内堀は海と直接繋がっており、水は海水です。
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急流観潮船。大人一人1,000円。観潮所要時間は凡そ40分です。
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観潮船は大島の下田水(シタダミ)港から出港します。
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 来島海峡は、鳴門海峡、関門海峡と並ぶ急流の一つですが、鳴門の渦潮ほど知られてはないようです(全くの余談ですが、今年の夏の甲子園には、徳島代表で鳴門高校、愛媛代表で今治西高校が出場します。どちらも甲子園には何度も出場していますが、鳴門は代名詞として渦潮打線と言われるような強力打線が有名です。一方、今治西高はどちらかと言えば投手を中心とした守備の堅さが伝統で、来島海峡打線と呼ばれるようなことはありません)。

 屋形船のような観潮船の座席は海面から1mもありません。間近で見るとやはり迫力はあります。千葉在住の方は以前から一度乗ってみたかったそうです。

観潮船は下田水を出港し、最初は穏やかな海を走ります。
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来島海峡大橋を下から。この辺りは例年6月に開催されるウルトラマラソン「しまなみ100㎞」のコースで、ゴールまで後8㎞位です。
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潮の流れ。航跡や風による波ではありません。最大時速18㎞程になるそうです。
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来島。周囲800m程です。村上水軍一族の来島氏の拠点でした。
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来島海峡に面した入江は波がとても穏やかで、造船業が盛んです。子供のころから、キリンの首のようなクレーンをいつも見ていました。

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球状船首。写真を拡大していただくと分かり易いかと思いますが、船の前方下の赤い所が瘤のように膨らんでいます。球状船首と言います。通常、船を運航する場合、赤い部分が海面下になる程度に人や荷物を積み込みます。その時、赤い膨らみは水面下で波を起こします。膨らみで起こす波の方が、喫水線(黒と赤の境目)で船全体が起こす波より早いため、球状船首で起こす波と船全体で起こす波とが相殺され、抵抗を減らすことができます。スイムのフォームにも応用できるかな。
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 昼過ぎに第2陣、神奈川在住のご夫妻と合流、奥様ご希望によるタオル館へ向かいました(続く)。

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