マリ共和国のsyncerrus caffer(アフリカ水牛)の切手。アフリカ水牛の特徴は大きく湾曲した角。
サファリ6
マリ共和国の位置と国旗です。
国旗の緑は農業、黄色は天然資源(主に金)、赤は独立のために流された血と勇気を表しているそうです。
3~17世紀まではガーナ王国、ソンガ帝国として栄え、その後フランス領になりましたが、1960年に独立。。国土面積は日本の3.3倍、人口は1,300万人ほどですが、2012年3月に国軍による騒乱が発生、北部は無政府状態になっていて、45万人が故郷を追われたと言われています。また3年以上続いている干ばつのため460万人が食糧難に苦しんでいます。日本をはじめ各国が援助をしていますが、クーデターから国際紛争に突入してしまう不安も高まっています。描かれた水牛の目の鋭さは人間に向けられているような気もします。
マリ共和国の地図 マリ共和国の国旗

DAHOMEY(ダホメ共和国)=現在のベナン共和国の切手。描かれているのはいのししでしょうか。判読できませんでした。
サファリ18
ダホメ共和国時代の国旗です。
ダホメ国旗
国旗は愛らしいのですが、当時この国は奴隷市場で大儲けした国です。ヨーロッパ先進国がいけないといえばそうなのですが、先進国が武器を輸出し、アフリカの近隣国同士で戦わせ負けた方の人民を奴隷として勝った国が「輸出」、それで富を得ていたのです。ダホメはその戦勝国です。下の地図のガーナからナイジェリアにかけてのに海岸線が所謂「奴隷海岸」と呼ばれていました。

現在のベナン共和国(トーゴとナイジェリアの間)の国旗。マリ共和国と同じ3色で、緑は希望、赤は勇気、黄色は富を表しているそうです。マリ共和国と同じく1960年にフランスから独立、ダホメ共和国となりましたが、5度ほどの軍のクーデターを経て、1975年にベナン共和国となりました。国土面積は日本の3分の1、人口は1,000万人弱です。
benan地図benan国旗

チャド共和国の切手。描かれているのはmouflona manchettes。バーバリーシープと呼ばれ、チャドでは北部に生息しています。喉から胸にかけての長い体毛が特徴です。旱魃や狩猟によりかなり減ってはいるようです。図柄は猟師(または観光客)が双眼鏡から覗いた様子を表しています。
サファリ12
チャドは16世紀頃、ボルヌー王国として栄えましたがフランス領となった後1960年に独立、1996年には新憲法も制定されましたが、国軍による政変や、2008年のスーダンからの支援を得ているといわれる反政府軍との市街戦も続き、安定しているとは言えません。
チャドの位置と国旗。
国旗の青は空と希望、黄色は太陽と鉱物資源、赤は独立の為に流された血を表すと同時に、青は南部、黄色は北部、赤は団結と進歩を象徴しているそうです。
チャド地図 チャド国旗

ケニアの切手で描かれているのはGreater Kudu(グレーター・クーズー)。アフリカの東南部に生息している羚羊(レイヨウ)です。体長は185~245㎝程もあり、大きな特徴は渦巻き状になった角です。オスだけに生えていて長さは1mを越えるものもあるそうです。
サファリ13
ケニアはマラソンなどでも有名ですから改めての解説も不要とは思います。
1963年にイギリスから独立しましたが部族間の争いは絶えませんでした。しかし2010年に憲法改正の国民投票が行われ3分の2の賛成により成立、比較的安定した政情にあるようです。国土派に本の1.5倍、人口は凡そ4,000万人です。
国旗の黒は国民、赤は独立の為に流された血、緑は大地と天然資源、白線は平和と団結を表しています。真ん中に描かれているのはマサイ族の盾と槍で、自由と独立の町象徴となっています。
kenia地図 ケニアの国旗

カメルーンの切手に描かれたコーブ(cobu de buffon)。鹿ではありません。レイヨウと同じウシ科です。角の特徴が共通です。
サファリ14
カメルーンは日韓ワールドカップの時にチームが来日し、親近感がましたようです。国土は日本の1.4倍、人口は2,000万人弱です。1960年にフランス領カメルーンが独立したのに続き1961年にイギリス信託統治西カメルーンが独立。1972年にカメルーン連邦、さらに1972年にカメルーン共和国となりました。政情はかなり安定しているようですが失業率は20パーセント程あります。
国旗の緑は南部の森林地帯、黄色は太陽と北部サバンナ地帯、赤は両者の団結と耕作、星は栄光の象徴です。
kameruun-1.gif カメルーン国旗


因みに同じレイヨウが旧東ドイツの発行の切手にも描かれていました。TIERPARK BERLINは、ベルリンの動物園です。呼び名は「addax nasomaculatus」。
サファリ11

アフリカ各国の共通としては1960年に独立が相次いだことと、国旗に独立の時に流された人たちの血を象徴する赤が使われていることです。

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