カーフマン南関東大会

 2月3日、カーフマン南関東大会に競技スタッフとして参加しました。そして上田 藍 選手の笑顔を見ました。

 先ず、上田 藍 選手とは、昨年のロンドンオリンピックも含め過去2度、トライアスロンのオリンピック日本代表になった女性選手です。そんな上田選手に笑われました(嗤われた、のではなく苦笑いというか、兎に角、笑顔を投げかけられました)。

 カーフマンとは第1ラン+バイク(自転車)+第2ランを一人の選手が連続して行うデュアスロン競技の大会名です。kiyoは今回、競技スタッフとしてこの大会に参加しました。役割は、バイク終了地点をレース参加者に伝えることです。トライアスロンでもデュアスロンでも、バイク部門を終えた時にバイクから降りなければいけないラインが明確に定められています。コース(道路)上に白線が引かれたり、テープが貼られたりしています。ルールとしては、バイクを終える時は、このラインを越える前にバイクから降りて地面に少なくとも片足を着けていなければなりません。もし足を着けるのがそのラインを越えてしまうと、反則としてランに移る前にペナルティボックスに所定の時間、入っていなければなりません。その間もレースは進んでいますから、反則を犯すと時間のロスが生じてしまいます。ですから、スタッフの役割としては、レース参加者にラインの位置を手振りも含め明確に伝えてあげる必要があります。勿論、本来はレース参加者自身がレース前にラインの位置を確認し、レース中にスタッフが伝えなくても参加者自身の責任として把握しておくべきことですが、スタッフとしても、できるだけ反則者を出したくないことと、ライン付近での混乱を避けるために現場で指示を出しています。私はその役をしていました。今回のバイクコースは1往復約5㎞を6往復しますので、このラインはバイクを終了する人だけでなく、次の周回に入る人も越えていきます。ですからラインの手前に走ってくる人がバイクを終える人か、次の周回に行く人かを見極めることも求められます。バイクを終える人の殆どはライン手前でスピードを落とし、片足をペダルから外そうという仕草をされますので見極めがつきます。ただ中にはライン直前まで全力で走ってくる人もいて、そのままのスピードで次の周回に行くのかと思うと突然止まって来たりします。こちらの指示も遅れることでラインを越えてしまうだけでなく、他の参加者に接触しそうになったりととても危険です。しかも、だいたいそのような乗り方をしている人は、バイクを降りる時にシューズが上手く脱げなかったり、足が縺れたり、時には転倒して、結局は本人にとってもロスタイムが生じたり無駄な労力を要したりすることになるのです。ライン直前での1,2秒を焦るのなら、30㎞のコースの中で4,5秒頑張った方が良いはずなのですが、あくまでも参加者自身が自信の技量を弁えてレースに臨むべきと思います。

 話が本題からそれましたが、今回の大会では、午前中に一般アスリートや小中学生のレースがあり、午後からエリートの部と言われる日本代表や競技レベルの高い選手だけのレースが行われました。この出来事はエリートの部で起こりました。エリートの部は女性と男性が時差スタートした後第1ランを終えレースは順調に進み、バイクでは女性トップグループ2人が5往復目に入って暫くして男性トップグループが最終の6往復目に入って行きました。その女性2人の内の一人が上田選手でした。
 そして、それぞれの往復を終える前には、男性が女性グループの前に出ていました。役目としてバイクを終える男性トップグループ10人余りに対し、私はライン手前で、そこがバイクの終了地点であることを告げるとともに足を着けてくださいと呼びかけ続けていました。そのグループの後に2人のグループが見えてきました。それまでのレース展開からそれが女性トップの2人であるはずでしたが、私はその2人も最終往復を終えた男性と勘違いし、バイクを降りるよう声をかけました。すると、前にいた方の選手が笑って首を横に振りました。その時改めて、その2人が6往復目に向かっていくことに気づきました。私の勘違いによる指示でスピードを緩めたり戸惑ったりするとレース展開にも影響を与えかねないところでしたが、笑って済ませてくれたことに胸を撫で下ろしました。サングラスをかけてはいましたが、穏かで爽やかな笑顔だったと、私は感じています。一方で、上田選手を男性と間違えるなんて、とお叱りを受けるかも知れませんが、敢えて言い訳すると、男性エリートにも負けず劣らずの速さに惑わされました。
 
 また今回、エース栗原さんも見せ場を作ってくれました。第1ランを終えた時点では第2グループにいて出遅れたかなとみていました。ところがバイクの3往復目を終えた辺りでは全体のトップに立って、後続を20~30m位引き離していました。流石と思わせる走りでした。

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いいね~。 いい話。
”鶏が先か卵が先か”じゃないけれど
技の研鑽に励むうちに 人間としても磨かれて
行くのでしょうか、それとも人間性優な素地ある
者が一流として名を上げていけるのでしょうか。

   いい時間を持てましたね。

ボランティア、ありがとうございました。
藍ちゃん、笑顔がいいですよね。
彼女はランも含め、終始笑顔でしたね。
それにしても、彼女の体幹(軸)は全くぶれていなかったですね。

>いわっさん
  ボランティアをしていますと、いろいろなものが見えてきて、自分自身を振り返る機会にもなりました。
  藍ちゃんの笑顔には救われました。
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Author:kiyo & yoko
努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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