タイムカプセル

 小学校などの卒業の時に、何十年後かに掘り出して開けるために、思い出の品などをタイムカプセルに入れて工程などに埋ることがあるようです。実家の引き出しの奥はタイムカプセルだったようで、キヨタが小学生になって少しは字が書けるようになったころ、父親と『文通』をしていたようで、キヨタが父へ出した手紙への父からからの返信が数通出てきました。当時、船に乗っていてほとんど家にいなかった父との唯一の交流手段だったようです。
 手紙には、勉強も運動も一生懸命しなさいとか、母や妹を大切にしなさいとか、そして会えないのが寂しいとか、が何通にも書かれていました。読み返してみると、それから40年余り経った今の私への言葉のようにも思えます。文字として残される手紙は、メールにはない良さがあります。ただ、キヨタが父に宛てて書いた手紙は今のところ見つかりません。父からの返事を頼りに推測すると、遠足に行ったこと、運動会で一等になれなかったこと、双眼鏡を送ってほしいこと、などを書いていたようです。

 それはさておき、今日は憲法記念日。今、日本の国としてもタイムカプセルから取り出さなければならない大切なものがある様に思います。
 憲法改正に向けた動きが激しくなっています。様々な意見や考え方はあって然るべきですが、現在の日本国憲法は僅か66年前、多くの人々の犠牲の上に成り立った憲法です。その憲法の公布記念の勅語には「みづから進んで戦争を放棄し…正義と秩序とを基調とする永遠の平和が実現することを念願し…自由と平和とを愛する文化国家を建設するよう努めたいと思ふ。」とあります。
 また前文には「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し…国際社会において名誉ある地位を占めたいと思ふ…日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」とあります。」
 この日本国憲法、現在の日本国を取り巻く国際社会情勢にそぐわない、との声も少なくありません。それでも個の勅語や前文に掲げられた、(私には)性善説とも受け取れる、この強い意志はたやすく放棄するわけにはいかないように思います。

 国防軍を唱える政治家の皆さま。徴兵制までは考えていない、と言われますが、兵隊のいない軍はありえません。所謂、志願兵が少なければ誰かが兵士にならなければ軍は成り立ちません。その時でも、徴兵はしない、と約束できますか?

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努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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