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 2014年1月12日(日)、横浜国際総合競技場(通称日産スタジアム)をスタート・中継点・ゴールとする第29回港北駅伝大会が開催されました。横浜市港北区の在住・在学・在勤者によるチーム、港北区内の町内連合会、更に横浜市・川崎市内にある中学・高校のチーム合わせて220チーム1382人が参加しました。現役の陸上部員やエリート市民ランナーばかりではなく、小学生1年生から平均年齢70歳のチーム、中にはもう何年も走ったことはないけれど人数不足を埋めるために参加した人もいました。高校女子の部には全校高校駅伝の神奈川県代表も毎年参加してくれています。また町内連合会のチームは応援団も多く、中には定期的に練習会をしたり選考会までしているチームもあるようです。会場には町内会ごとにテントが張られ温かい料理や飲み物なども提供されており、年始の恒例行事として定着しています。

 私たちは6年前からこ自転車で先導・後尾役を務めています。以前、港北区民マラソンに参加した時、大会役員の方にトライアスロンをやっていますと言ったところ、「それでしたら自転車に乗れますよね。」と言う話になり、それが切っ掛けでこの役が回ってきました。この時期、自転車での伴走は結構寒いのですが、この様な機会は滅多にありませんので、緊張しつつも走っている人たち以上に楽しんでもいます。今年の大会は生憎、私たちが所属しているトライアスロンチームBig Lake の総会・新年会と日にちが重なってしまって、この日ばかりは体が二つあれば、との思いでしたが、年に一度、地元にほんの細やかながらもお役にたてるであろうこの役を優先させていただきました。

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 例年はスタジアムに隣接する陸上競技場がメイン会場になり競技場のある公園内を周回するのですが、今年は陸上競技場が改修工事中のため、日産スタジアムがメイン会場となり、コースもスタジアムの外周周回コースに変更されました。

 ここで突然ですが、陸上競技場マニア(って、いるのかな?)の方へのクイズです。ご存知の通り、日本陸上競技連盟から公認されている陸上競技場は、その規模や設備によって第1種から第5種まで分けられています。それぞれによって開催できる大会が決まっています。日本選手権や国体、国際的な競技会は第1種競技場で行われます。第5種では学校内の競技会やクラブ対抗の競技会しか開催できません。今回のメイン会場となった日産スタジアムは、日韓共同開催となったワールドカップの会場として、またJ1の横浜マリノスのホームグランドとしてサッカー場としての方が知られているかもしれませんが、立派な第1種公認陸上競技場でもあります。ただこの日産スタジアム、第1種陸上競技場には普通はあっていいはずの物がありません(但し、これは必ずしもなくても、第1種競技場としては問題はありません)。さて、そのない物は何でしょうか?この文や写真の中にヒントがあるかも?

 さて、本題に戻り、駅伝大会。午前9時に、男子一般の部87チーム、高校男子の部21チーム、一般・高校女子の部19チームがスタート。全部で6区間、14.2㎞です。先に書いた事情で今年はコースが変更・短縮されたため、駅伝と言うより中距離リレーのような感じです。1区のランナーは全天候舗装で9レーンある400mトラックを1周と4分の1走った後、マラソンゲートから競技場の周回通路に出て戻って来てトラックを4分の3周する2.7㎞。2区から最終6区のランナートラックを1周せずそのままマラソンゲートから出て戻って来る2,3㎞です。ですから全ランナーはマラソンゲートを潜ります。恐らく、この日産スタジアムのマラソンゲートを潜ったことのある人は余り多くないのではないでしょうから貴重な体験かも知れません。今では市民マラソン大会も陸上競技場をスタートしてマラソンゲートから一般道路へ出るレースも少なくありませんが、横浜ではこのスタジアムをスタート(またはゴール)するマラソン大会はありません。横浜国際女子マラソンも、横浜マラソン(ハーフ、10㎞)も山下公園がスタート・ゴールになっています。ですから、このマラソンゲートが開く日は年に何度もありません。
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 レース展開は高校男子の3チームほどが先頭争い繰り広げていました。何れも現役の陸上部のチームですから一般の男子よりは速いです。その中に私たちが野球部を応援しているご近所高校の陸上部チームがいて終始集団を引っ張っていて心密かに応援ましたが、アンカー勝負に負けて3位に終わりました。女子の部は高校駅伝県代表校が実力通り優勝しました。勿論、一般の部では和気藹々で楽しく走る(中には歩く)参加者も多く、繰り上げスタートもなく無事全チームゴールしました。

 その後、11時から、中学男子の部45チーム、中学女子の部25チーム、町内連合会の部23チームがスタートしました。中学の部は先に終わった部門と同じ、6区間14.2㎞です。町内連合会の部は9区間17.1㎞で区間によって走る人の年齢や性別が決められています。6~9区は小学生1.3㎞です。町内連合会の部はご近所同士の応援が賑やかです。特に小学生の区間では親御さんの応援が凄まじいです。この駅伝に力を入れている町内会があり、毎年上位争いをしている町内会はほぼ決まっています。そこはユニフォームも揃えていて、コース途中にはコーチ役と思われる人がタイムを計測しています。それを見るだけでも力の入れようが分かります。一方で、兎に角『楽しく』がモットーの町内会もあり、短い距離の周回コースだった今回は、2区が終わるころには既に先頭にラップされるチームも幾つもありました。4~5区辺りになりますと、もうどこが先頭で順位がどうなのかも分からなくなります。先導役のキヨタも一時、トップのチームを見失い2位のチームに付いて走ってたくらいです。それでも全チーム、無事完走しました。

 来年は30回の記念大会。例年以上に華やかな大会になるでしょう。私たちも引き続き先導・後尾役を務められるよう自転車のトレーニングに励みます!?

 下の写真は、日産スタジアムに隣接する陸上競技場(小机フィールドと呼ばれています)。港北駅伝大会はいつもはこちらの競技場を発着点として、公園内がコースになっています。なお、第1種の公認競技場になるためには、メインの競技場の他に、全天候で直走路が8レーン(曲走路は6レーン以上)の補助競技場がなければなりません。小机フィールドはその補助競技場の規定を満たしています。
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ということで、上のクイズの答えです。エリートのマラソン大会や駅伝だけでなく、市民レベルの大会でも、陸上競技場を発着点とするレースが多くあります。いずれもそれぞれの陸上競技場に付設された公認コースが利用されます。ところが、この日産スタジアムには公認のマラソンコースが付設されていません。ですから、先の通り、横浜国際女子マラソンでもこのスタジアムは利用されていません。このスタジアムの近隣の道路は横浜市内の幹線道路ばかりなので、なかなかここを封鎖してのマラソン大会の開催(コース設定)は難しいかも知れません。日本陸連の規定によると、第1種競技場でも「公認長距離競走路(マラソンコース)は近くにあることが望ましい。」ということになっていますから、必ずなければならない物ではありません。
 因みに、今、話題になっています2020年東京オリンピックの陸上競技場として巨額の費用をかけて新しい国立競技場が計画されています。しかし今の計画に対し日本陸連の規定を厳密に適用すれば、この新国立競技場は第1種どころか加盟団体等の対抗競技会しか開催できない第3種になってしまうと思うのですが、これはまた何れ改めて。

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