小雨降る中、5回表、先攻の旭丘高校の攻撃が終わり、0対4。この裏、相手に6点以上取られなければ5回コールド負けだけは免れる。3回裏に一挙4点を取られたものの、それ以外は何とか凌いでいる。そしてこのまま踏ん張れば7回7点差の壁も乗り越え9回まで試合ができるかも知れない。更には逆転勝ちの可能性も…、残念ながらさすがにそれは、ないか。相手投手の出来からは5点以上取れる気配はない。そうなると何とか追加点と取られるのを防いでほしいだけ。ただ得点差以上に心配なのは降り続く雨。まだ小雨状態だがいつ本降りになるか分からない悪コンディションでの試合。旭丘の3年生は高校入学以来、夏の大会で9回まで戦えたことがない。彼らが1年の時は1対26という大差での5回コールド負け、昨年は0対7で7回コールド負け。そして高校生として最後であろう試合が、得点差でのコールド負けはなく降雨コールドでは可哀そう過ぎる。旭丘の選手だけでなく、天気にも頑張ってもらいたい。
ところが、結局旭丘高校野球部3年生は、とうとう夏の大会で1度も9回まで戦えることなく卒業することになり、学校としても夏の大会の未勝利は続くこととなってしまった。

5回裏、相手の長打に外野手の返球ミスも重なり、1アウト3塁。1失点は覚悟しなければならないピンチ。更に次打者に四球を与え1,3塁。まぁ、それでも2点取られてもまだゲームセットにはならない。ただ、3点取られて7点差となると7回コールド負けが現実味を帯びてくる。せめて2失点、あわよくば1失点で納めて欲しい。その場面で、相手打者の打球はファースト正面のゴロ。打った直後にはサードランナーはまだスタートを切っていない。
ここで1塁手が瞬時に選ばなければならないプレーは、3-6-3の併殺でスリーアウトチェンジを狙うか、サードランナーが本塁へ突入しないのをけん制したうえで確実にアウト一つを重ねるかの判断。ところが1塁手が選んだのは、先にファーストベースを踏んでバッターランナーをアウトにした後、セカンドへ送球しファーストランナーをタッチアウトにするダブルプレー狙いだった。強い打球が1塁手正面を突いたので、この判断は間違っていなかったと思う。ファーストベースを踏み二塁へ送球。ただこの場合、ファーストランナーが2塁に到達する前に、そしてサードランナーがホームに到達する前にファーストランナーをタッチアウトにしなければならない。結構難しいプレーになる。しかし内野スタンド中段に座っていた私からも、タイミングはダブルプレー成立と見えた。そして2塁塁審もアウトのジェスチャー。このピンチを見事無失点で切り抜けられたか、と安堵した。ところが、その直後、判定はセーフに変わった。どうやら送球を受けた2塁手がランナーにタッチできなかったようだ(あるいはタッチの前に2塁に到達していたか)。ただ、この間にサードランナーが生還し0対5となり、なおも2アウトながらランナー2塁のピンチが続くことになった。そして糸が切れたか、連打を浴び5回を終了して7点差となった。

5回終了後グランド整備。その間も小雨は降り続く。降雨中止にならないよう急いで欲しい。そして再開された6回表、ツーアウトからヒットでランナーが出るが後続がなく無得点。逆にその裏、決定的な8点目を追加されると、もう力は残っていなかったようだ。7回表はあっけなく3者凡退で終わり、旭丘の夏も終わった。

旭丘は今年の大会は組み合わせ抽選の関係で、大会8日目、この日の2回戦が初戦となった。ただでさえ緊張する夏の大会初戦で開幕後1週間待つ間の気持ちや体調の管理は難しい。しかも相手校は1回戦を12対2で快勝し勢いに乗っていて実力も上。もともと旭丘にとっては厳しい戦いだと思っていた。そしてその通りの結果になってしまった。それでも、大会前のチーム紹介ではこのチームは今年1年生が入部して雰囲気が良くなったらしい。そして試合後の3年生主将は1年生選手をカバーしてやる力がなかった、とのコメントを残した。1年生の成長を期待し、来年を楽しみにしておこう。


雨の中、応援団も頑張りました。
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