黒髪を 梳く油風に 頬染まる

「黒髪を 梳く油風に 頬染まる」 
東京~徳島フェリー乗船記 その1

 父の3回忌でのプチ帰郷。今回のルートは、東京港有明埠頭から徳島経由北九州行きフェリーを利用しました。19時30分に出航、徳島には翌日14時30分着です。時間はかかりますが、閑散期の割引料金で4m未満の車両+運転手+同乗者1人の運賃合計は丁度20,000円。ガソリン代と徳島を降りて今治までの高速代、そして夕朝昼3食を入れてもほぼ3万円。以前、仕事で使っていた車を実家に保管するための移動も兼ねての船旅でした。

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 航路は有明港を出港後、2012年に開通した東京ゲートブリッジを潜り東京湾から太平洋へ出た後、相模湾、駿河湾、更に伊勢湾沖へと東海地方の南岸を経て紀伊半島を回り紀伊水道から徳島へ向かいます(因みに徳島から終着の北九州へは、瀬戸内海航路ではなく太平洋へ戻り高知沖から四国と九州の間の豊後水道を経て行きます)。
 有明埠頭出航直後は東京都内の湾岸部の夜景が見渡せ、東京スカイツリーと東京タワーも同時に眺められます。この航路には複数の船舶が交互に運航されており、今回私たちが乗船したフェリーは少し小型で客室は寝台のみ。幸い海側に窓のある二人部屋が取れました。他に椅子とテーブルが並べられているオーシャンホールやカーペット敷きの和室(スカイルーム)といった共用スペースがあります。また展望風呂もあり航海中は常に利用できます(浴槽は5人程が同時に入れます)。レストランはありませんが、多くの自販機があり電子レンジもあり不自由はありません。しかも飲食物は、通常の街中にある自販機と同じ価格で売られていました。ただフェリーであるためアルコール類はありませんから、乗船前に購入しておくと良いでしょう。暇つぶしには甲板で50m走もできます。東京湾を航海中に入浴と夕食を済ませた頃には、船窓から伊豆大島の街の灯りが見えました。1か月の新島トライアスロンに参加の時には寄港する予定です。デッキに出てビールを飲むにまだ少し肌寒い夜でした。

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 翌朝、太平洋から昇る朝日を見ることができるかな、と期待し早起き。しかし水平線近くにだけ雲がかかっていたためお日様が丸い姿を現したのは日の出から5分後くらいでした。今日も良い日になりますように、と願掛けしました。出航翌日の太平洋沿岸航路も穏やかな良い天気になりそうです。

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※油風(あぶらかぜ)
 4月頃の晴天の日に吹く穏やかな南風のことです。東海から近畿、瀬戸内一帯の舟人が使う風の呼び名だそうです。
 デッキに立つ乙女の黒髪が風に揺れ、白いうなじが見え隠れ。恥じらいが頬を染めました。

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