遍路道を世界遺産に

 今日、ラジオ番組で、四国の遍路道を世界遺産に登録しようという取り組みが紹介されていました。世界遺産に登録することで、遍路道を海外にも広めて、四国の活性化にも繋げよう、という試みだそうです。

 しかし、私には違和感があります。四国のお遍路さんは、単なる観光や物見遊山ではなかったはずです。さまざまな思いや身体を持った人たちが、重荷を抱えて歩いた道だったはずです。不治の病を抱えた人が、家族・親族から「四国へ行け。四国へ行けばなんとかなる。」と追い出されて歩いた道でもあります。「お接待」という習慣も、そんなお遍路さんの思いを受け止める為の人の心のように思います。

 国内外を問わず、生活にゆとりのある観光客に歩いてもらっても、有難くはありません。お遍路さんには「逆打ち」と言うのがあります。普通は徳島県の1番札所から始まって、高知、愛媛と回り、香川県の88番札所で結願します。けれど、途方もない重荷や病を抱えた人は、88番目から1番札所まで、逆に廻って行きます。愛媛出身の早坂暁さんは、子どもの頃、両足がなく、両手だけで逆打ちをしている同一の人が何年かに一度、家の前を通って行った記憶があられるそうです。それが遍路道です。

 とは言え、四国に限らないでしょうが、景気の落ち込みは激しいです。今治でも、子どもの頃良く行っていたデパートが次々となくなりました。同級生の実家が営んでいた店や、勤めていた会社でも、なくなってしまった所もあります。地元で生活をしている人の苦労は計り知れません。自らの意志で故郷を出てきた人間には、このような取り組みを批判する資格はないのかも知れません。

 せめて2年に1度でも、ランニング仲間を引き連れて、多少なりとも活性化に貢献したいです。また、仲間達も素朴な四国を好んでくれています。

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今日の練習:スイム2,600m 500m(8分05秒、7分47秒、8分07秒、8分05秒)。記録は落ちていますが、感じは悪くありません。オーバーワークだけが原因と思われます。キャッチからプルにかけて、掌の水球を逃さない感覚が出てきました。

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努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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