ヨーコの実家近くにある小さな神社。藤の花に誘われて訪ねてみました。境内には咲き誇る藤の花の脇に公家装束を纏った少女が佇んでいました。知らずと立ち寄ったのですが、4月29日の午後6時から、この神社で平安時代から続く「藤花祭」が催されることになっているそうです。

1605052.jpg

16050610.jpg

1605069.jpg

1605068.jpg

16050518.jpg

16050516.jpg

1605061.jpg

16050512.jpg

春日神社は平安時代の810年頃に淳和天皇が建てられた離宮「南池院」が始まりのようです。そして833年に譲位された後「淳和院」と改称され崩御されるまでの凡そ8年間、この地で詩歌管弦の宴を催されたそうです。その淳和院の礎石が残されています。

1605059.jpg

藤花祭は淳和天皇が境内で催した「藤花の宴」を催された故事に因み古式のままに行われます。「藤花の宴」は『源氏物語』にも出てくる宮中で行われていた藤の花見の宴です。佇んでいた少女は祭の中では「供進役」「斎女」と呼ばれ、神社に参拝します。 

境内には恩賜の藤や、由緒ある氏の名の入った藤が咲き誇っていました。

16050513.jpg

16050510.jpg

藤花祭当日に限り授けられる「藤かずら守り」は延命長寿、家内安全のお守りで境内の藤で作られるそうです。

1605066.jpg

一回りしても5分と掛からないこの神社の由緒は藤だけではありません。他にも多く古を偲ぶものがあります。

これは江戸時代の仁孝天皇の御胞衣(おえな)塚。胞衣とは出産時に新生児を包んでいる胎盤のこと。1800年にお産まれになった仁孝天皇の御胞衣がここに埋蔵されています。御胞衣は安産は子守のご利益とされ、ここ数が神社では「子安石」を奉納する風習が残っています。他の神社の絵馬に相当するのでしょう。様々な思いの書かれた小石が納められています。

16050515.jpg

16050511.jpg

そしてこちらは、「わらじ奉納」。こちらも古くから伝わる風習で、旅行安全や帰還御礼にわらじが奉納されています。

1605064.jpg

1605065.jpg

所用があり、お祭りの始まるまでいられなかったのが残念です。


にほんブログ村
Secret

TrackBackURL
→http://kiyoandoyoko.blog137.fc2.com/tb.php/723-ff00a9f0