海上自転車競走(今治市)

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 海上自転車。それは私が想像もしていなかったほどのデリケートな乗り物でした。そして、密かに優勝賞金3万円獲得を目指して、僅か2か月とは言え続けてきたトレーニングが全く役に立たないものだったことを、レースを終えて思い知らされました。

7月31日、愛媛県今治市で開催された『海上自転車競走』。昨年、第1回大会が開催されたのは知っていましたが、日程が合わず参加できませんでした。大会の委員の一人が私の高校の同級生で、3月に会った時に今年も開かれると知らされたのですが、エントリー開始時ギリギリまで迷っていました。600mのレースのために横浜から帰郷するのもなんだかな、と言う気もしないわけではありませんでしたが、一度、海上自転車に乗ってみたいなぁ、と言う思いもありました。悩んだ結果、何とか休みも取れたのでエントリーしてみました。まぁ、出るからには、そして競争と名のつく限りには、やはり好成績を収めたい。エントリーしてから当日までの2か月。海上自転車には乗ったことがなく、その乗り心地やスピード感、安定性などは昨年の模様が写された画像や映像で想像するしかありませんでした。一番の関心事は、水の抵抗。海上(水上)を漕いで走るのですから、陸上の路面や風の抵抗より大きいのではないだろうか。一方で、子どもも乗れるようなので、陸上で強烈な坂を上る程の負荷でもないだろう、とも想像していました。そしてそんな想像の下で幾つかのトレーニングを組み合わせ、自分としては万全な態勢で大会前日を迎えた、つもりでした。そんな、私の想像を越えた海上自転車とは。そしてその競走大会が今治で開かれるようになった訳とは。

 愛媛県今治市は、タオルの他に造船業、そして近年はしまなみ海道を中心とした自転車の町として名を広めつつあります。さらに今治城の内堀は海水を引き込んでできている全国でも数少ない海城でもあります。その今治の特色を活かし、造船と自転車を組み合わせて海水の堀の上を走ろう。そのコンセプトのもとに企画されたイベントです。

 今治城の内堀。

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 内堀から海に通じる水路。

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 引き潮の時は堀から海へ、満ち潮の時は海から堀へと海水が流れます。

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 水路の先は今治港へ。

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 そして海上自転車とはどのような乗り物か。大会前日に撮影させていただいた自転車の組み立て工程です。

 先ず、自転車を逆立ちさせます。車輪は付いていません。ペダルには短いチェーンが取り付けられています。ペダルを漕ぐとチェーンで繋がっているギアが縦方向に回ります。その回転が縦のギアに接続された横回転のギアに伝わります。その横回転するギアの先に筒があり、そこにプロペラが接続されます。こうしてペダルを漕ぐことで前後への推進力が生まれる仕組みです。

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 もちろん、これだけでは自転車は海には浮かびません。通常、車輪が取り付けられる部分に長さ1m程の棒が前後に取り付けられます。この時、方向舵とプロペラが取り付けられます。

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 最後に受け皿にフロートを付け完成。海に浮かべて快適な海上サイクリングが楽しめます。

 その棒の先にフロートを取り付ける湾曲したスコップのような受け皿を取り付けます。

 そして完成した海上自転車。大会前日に、生まれて初めて乗ってみました。その結果は…。
                            (続く)

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努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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