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 今治市の南東部の田園地帯の朝倉。ここには5世紀から7世紀にかけて造られた古墳が多数あります。古墳と言っても、教科書などに出て来る巨大な前方後円墳ではなく、直径数メートルほどの小さな円墳ですが、その数300基以上もあったと言われています。その内7か所、50基ほどは見学が可能です。

 日本の古墳時代は3世紀半ばから7世紀末頃までと言われています。その内6世紀末まで九州から東北まで各地に前方後円墳が造られました。その後、円墳や方墳などが造られました。ですから、朝倉の古墳群は、古墳時代の後半期に造られたのでしょう。この頃に造られた古墳で有名なものは奈良の蘇我馬子の墓と言われる「石舞台古墳」や壁画で知られる「高松塚古墳」があります。聖徳太子が摂政になったのが6世紀末、法隆寺もこの頃に建てら新しい時代を迎えよとした頃に、その中心地にある飛鳥に残されたものと規模や内装は違うとは言え、これらと同時期に朝倉でも円墳が造られていたことには一入の感慨があります。

さて、古墳巡りに出発します。全てをぐるっと回っても15~20㎞程ですから、ウォーキングでも一日で回れるでしょう。また朝倉地区の他の見どころもあわせてのサイクリングも楽しめます。

 出発は「ふるさと美術古墳館」がよいでしょう。広い駐車場もありますしレンタサイクルも備えられています。古墳館には朝倉で出土された土器や石器などが展示されるなど、朝倉の歴史を一覧することができます(館内の写真撮影は禁止されています)。公園内には宿泊施設、スポーツ施設なども設けられています。

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奈良時代の井戸の遺構が復元されています。深さは80mもあるそうです。
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園内には日本一、スリルのある滑り台もあります。

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 ここから古墳巡りを始めます。北へ2㎞程の所に「牛神古墳」があります。6世紀後半に造られたと推定されている、直径13m、高さ4mの円墳です。横穴式で内部には2つの埋葬遺構があり、ご夫婦で埋葬されたのかも知れません。土器や装身具などが出土され、墳丘に隣接して展示館があり外部から見ることができます。

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ここから南へ1㎞余り、多岐宮古墳と樹之本古墳へ向かいます(続く)。



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