ピグマリオン効果

 11月18日朝日新聞朝刊のテレビ番組紹介欄で、NHK教育テレビ『仕事学』に出演された平井伯昌氏(競泳日本代表ヘッドコーチ)のコメントが載っていました。「平井氏は、コーチングをする中で最も心がけているのがあまり選手を褒めず、正当に評価すること。褒め過ぎると現状に満足し、向上が望めなくなる。」とのことでした。
 
 確かに、納得できるところはあります。褒めて伸ばすと言う考えの一方で、褒めすぎは考えもの、ということでしょう。ただ、やはり人には人から褒められたいという欲求があることに間違いはない、と思います。褒められることでモチベーションがあがって行くこともあります。
 
 それを考えますと、褒めることは大切で、更にそれ以上を目指す為に、次への目標に対する期待をかける、ということが望まれるのではないか、と思います。その例の一つに『ピグマリオン効果』というのがあります。

 ピグマリオン効果とは、期待をかけられ、励ましを受けた人は、それに応えようとして努力するために高い成果をあげるようになる、というものです。アメリカの教育心理学者ローゼンタールが、教師と学生とのコミュニケーション調査によって実証された、とされています。
 この呼び名は、キプロスの王ピグマリオンが、大理石に刻まれた女性に恋をし、それを見かねた愛の女神アフロディーテが彫像を生身の女性にしてあげたという、ギリシャ神話に因んだものです。
 
 逆に、励ましも支援も受けなかった人は、それによって意欲を低下させ、成果をあげられなくなります。このマイナスの効果をゴーレム効果と言います。

 私の所属する、横浜鉄人クラブにも、最近、新しい方が多く入ってこられます。殆ど全ての方がトライアスロン初心者で、これから自転車を買おうという方もいます。来年からは中学1年生がお父さんと一緒に仲間になられる予定です。トライアスロンは一人で出来るスポーツです。それでも仲間を求めて来るのは、教わりたいことや、一人ではできない練習を一緒にしたい、という期待があるからだろう、と思います。

 私達も最初の頃は(否、今でも)回りの人たちから多くのことを学びました(学んでいます)。だからこそ経験者は、新しい人たちを励まし、支援し、期待してあげることで、その人たちを伸ばして行って上げなければならないと思います。また、新しい人たちの、私達に対する期待に応えていこう、という気持ちをもてることで、私達自身のモチベーションもまた、あがって行くでしょう。新しい人が入ってくるというのは、単に仲間が増えると言うこと以上に私達にとっても励みになります。

 今日、このブログのリンク先、エース栗原君が、デュアスロンアジアカップに向け、フィリピンに飛び立ちました。目標は2連覇です。彼にもまた、大きな期待を寄せています。

           参考文献『入社3・4・5年目社員のフォローアップ』(本田 有明 指導)
                社団法人日本監督士協会刊

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昨日(18日の練習)
 みなとみらいランニングステーション周回ラン練習。
  ヨーコ 15周(平均4′50″/km)
  キヨ   9周(平均5′/km)
本日は休養日。
大田原マラソンまで4日です。

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No title

kiyoさん、ブログ拝見しました。かなり充実した内容ですね。私も日記代わりにブログを作っていますが、ここまでのエネルギーも勉強意欲もありません。今後も定期的にチェックして勉強させていただきます。がんばってください。はいじ

No title

コメントありがとうございます。
その日、その日、気の向いたことを書いているだけです。
ただ、自分が経験したことや学んだことを表してみたい、という気持ちはあります。
その中から、お読みいただく方に取捨選択していただければ、と思います。

私の理想は、リンク先が増えていって、リンク先同士で情報や意見交換ができるようなロータリーになれることです。
それによって、多くの方の知識や経験を頂きたい、と思っています。
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努力は必ず報われるとは限りません。しかし、努力をしないと何も始まりません。いくつになっても努力を続けステップアップしていたいと思っています。

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