2011.03.25 校歌
 マンションの前を、ゴミ収集車がオルゴールのような音を鳴らしながら通っています。1フレーズ30秒くらいなのですが、その最後リズムと音程が、私が卒業した中学校の校歌と全く一緒なのです。
 「わぁ~れらが、ひよしぃ~、ちゅう~がぁっこう~」。楽譜にすると、「ド~ドシラ ソソミ~ ソ~ミ~ド~」。収集車が来ると思わず歌い出したくなります。

 選抜高校野球が始まりました。私の出身県は昔から高校野球の盛んな所ですが、残念ながら今年はどこも選ばれませんでした。甲子園といえば、参加できる学校の選手には「甲子園で校歌を」という合言葉が多いようです。私は個人種目のスポーツだったので縁はなかったのですが、自分の通う学校の校歌が甲子園で、そしてテレビ、ラジオを通じて全国に流れる、というのことはとても誇らしいことでしょう。

 私の母校は2006年に一度だけ選抜大会に出場したことがあります。同じ市内に旧制中学時代からの強豪校があるため、地元の野球少年はその学校に進学しました。そのこともあり私が通っていた当時は、甲子園はおろか、県大会で1勝することも覚束ない状況で、実際のところ甲子園とは縁のない所、と思っていました。徐々に力はつけていたようなのですが、念願の初出場を果たしました。さらに1回戦を勝ち抜き、校歌が全国に流れました。

 私の母方の祖父は生前、全国の高校の校歌を聞くけれど、私が通っていた高校の校歌は全国一だ、と言っていたそうです。祖父の息子(私にとって叔父)二人も同じ高校卒業だったという身びいきもあったかもしれませんが、甲子園で校歌が流れれば、と言っていたそうです。私にもう少し野球の才能があれば…。

 結局その夢は果たす前に他界しましたが、一度だけとはいえ校歌を流すことが出来たメンバーの中に曾孫がいたことを大いに喜んでくれたことと思います。

 単なるノスタルジックでなく、校歌を思い浮かべるだけでも、今、地元や全国で頑張っている同級生に恥ずかしくない生活をして行こう、と思います。
 
Secret

TrackBackURL
→http://kiyoandoyoko.blog137.fc2.com/tb.php/99-1b431f62